- 美しいCGと壮大なBGM
- 宝石の擬人化という斬新な設定
- CGならではの大迫力の戦闘描写
- 原作が完結していない為、気になる途中で終わってしまう
今回は私がどストライクにハマった「宝石の国」のアニメ1話についてお話して行きたいと思います!
「宝石の国」を紹介する理由としては、ツイッターや周りでも1話でみるのをやめたっていう人が結構いたので、「それはもったいない!」ということで、勝手にレビューさせていただきます!
「もうすでに見たよ!」っていう方は、懐かしんだりしてもらって、「まだ見てないよ!これから見るよ」っていう方は、この記事で作品の面白さが伝わってくれたら嬉しいです!
U-NEXTなら登録後、31日間は無料トライアル期間のため、「宝石の国」第1話〜12話までを無料で全話視聴できちゃいます!
ぜひ、お試しください!
目次
【宝石の国】アニメ第1話 の簡単なあらすじ
-
第一話 物語前半フォスフォフィライトの初仕事何をやっても不器用で、ただ居るだけの出来損ないの主人公「フォスフォフィライト」。
そんなフォスフォフィライトに金剛先生は「博物誌編纂」という初めての仕事を与えた。 -
第一話 物語中盤聡明なシンシャ最初は地味で嫌がっていた仕事だが、「学者先生」と呼ばれ、やる気になったフォスフォフィライト。
仲間の宝石達に話を聞くも、有益な回答は出ず、「夜の見回りをしているシンシャなら詳しい」とのことで探しに行くことに。
同時にシンシャの「体質」や「仕事」の話を聞き、同情するとともに、無意味な仕事を続けるシンシャに理解出来ずにいた。
シンシャを探すが見つからず、時刻は黄昏時に。
空を見上げると「黒点」が現れ月人に襲来されるフォスフォフィライト。
それと同時に突如現れたシンシャが助けに入る。戦いの最中、シンシャの想いとフォスフォフィライトよりも脆い、硬度2ということを知る。
-
第一話 物語中盤「俺はここで…攫われるのを待っている」シンシャの毒液がついた部分は削り取るしかない。
宝石達にとって、体を削られるということは「記憶」を削られるということ。故に、宝石達はシンシャを遠ざけてしまっている。
フォスはルチルからシンシャと出会った場所はヘリオドールがさらわれた危険な場所(虚の岬)と聞き、もう一度虚の岬へ向かい、シンシャと出会う。
しかし、そこで衝撃的な言葉を聞かされる。
-
第一話 物語後半フォスフォフィライトの約束
「俺はここで…攫われるのを待っている」
この世界で役割を見つけてもらえないのであれば、月へ攫われたいというシンシャの想いを聞いたフォスフォフィライトは、シンシャに自分の仕事を手伝って欲しいとお願いする。
しかし即答で断られてしまう。フォスフォフィライトは去って行くシンシャに「夜の見回りよりもずっと楽しくて、君にしか出来ない仕事を僕が見つけてみせる!だから月に行くなんていうなよ!」と約束した。
ここから物語は始まる…。
【宝石の国】アニメ第1話のポイント解説
宝石の国のアニメ一話で解説された部分をポイント毎にまとめて見ました!
登場キャラクター達のプロフィールは下記からご覧ください!
フォスフォフィライトの仕事がない理由
宝石の国 公式サイトより引用
宝石たちは、自分たちを装飾品にするために月からくる月人と戦うために、二人一組となって、お互いの得意分野を活かして、補い合って戦っています。
ですがフォスフォフィライトは何をやっても不器用すぎるため、金剛先生もフォスフォフィライトへの仕事を何にしようかとても考えていました。
ですが、「戦う事」だけは一度も試されていませんでした。
それは、硬度が3.5で他の宝石とぶつかってしまえば簡単に壊れてしまうし、月人好みのはっか色をしているから。
戦いたいのであれば、一撃必殺。金剛先生よりも強くならなければ戦わせられない。とのことでした。
そんな時、フォスフォフィライトは金剛先生から新たな仕事「博物誌編纂」を授かります。
月人との戦闘に負けるとどうなるの?
月人は装飾品にするために宝石たちを襲ってくると言っていました。
一度戦いに負けてしまった、ゴーシェナイトとモルガナイトは砕かれた破片をザルの様なものに集められていましたね。
過去に月人に負けてしまったヘリオドールも月人の中から出てきて武器の装飾品として使われていました。
体が砕けても破片があれば生き返る
一度戦闘に負けてしまったゴーシェナイトとモルガナイトですが、砕かれても生きていました。
ルチルがいう様には、
「私達の中には微小生物がインクルージョンとして閉じ込められています。彼らは私達が砕け散ってもある程度集りさえすれば傷口を繋ぎ、生き返らせるのです。
他の生物にはない素晴らしい特性です。しかし…この性質の為に私達は何事も諦められないのですけど」
破片があれば、粉々になったヘリオドールでも、一つ一つをくっつけていくことで生き返らせることができるということですね!
なぜシンシャだけ一人で夜の警戒をしているの?
シンシャは身体中から出る毒液によって、他の宝石たちとは距離を置いています。
彼にとって毒液は呼吸と同じ様なものなので、自分で制御することができません。
フォスがシンシャを探している道中で、シンシャからでた毒液が植物や蝶を殺してしまっている描写が描かれています。
戦闘後の岬も、毒液がまだびっしりと残っていましたね。
「非常な才気と戦闘力を持っているけど、戦闘後、その一帯の生態を破壊してしまう。
そんなシンシャを周りは持て余し、孤独な夜の仕事に閉じ込めている。」
とルチルも言っていました。
また、他の宝石たちは光を栄養としているため、光が届かない夜では活動が鈍くなってしまうそうです。
一方シンシャは自身から出る銀色の毒液が夜の微かな光を集めるため、夜通し月人からの警戒ができるとのこと。
ですが、夜に月人が現れたことは今まで一度もないし、シンシャ自身も夜から出たがっている。
つまり、意味のないことだと知りつつも、先生から与えられた使命を全うすることが宝石たちの生きがいでもある。
夜から出たいけど、この毒液のせいで、また全てを壊してしまうんじゃないか。
そんな葛藤を感じました。
【宝石の国】アニメ第1話の見どころ!
ここからは1話の要チェックな見どころを紹介します!
天真爛漫なフォスと他の宝石たちとの掛け合い
フォスフォフィライトの末っ子のわがまま属性感が見ていて楽しいですね!
モルガナイトがいちいちフォスフォフィライトに絡みにいくところとかw
学者先生と言われた後の表情とかw
チョロい!笑
また、フォスフォフィライト役の黒沢ともよさんの声がすごくマッチしていて良いですね!
自分が知っているところだと、「響け!ユーフォニアム」の主人公「黄前久美子」役でも、とても良いキャラクターを演じていました!
3Dアニメが表現する宝石が放つ「美しさと儚さ」
太陽が放つ光に反射する宝石の輝き、それぞれが持つ宝石色をした髪の毛の透明感、髪の毛を通して体へ反射する光など、宝石が持つ光の表現がとても美しいです。(先生のツルツル頭含め)
また、宝石同士のぶつかる音や、砕け散った音などBGMだけじゃなく効果音にも臨場感を感じました。
いわゆる主人公が無敵!と言ったアニメではなく、敵から攻撃されればバラバラに砕け散るし、仲間同士ですら(先生の咆哮ですら)危険に脅かされるのは、テーマが色々な硬さや種類がある「宝石」だからこそ表現できて面白いなぁと感じました。
月人の登場シーン「黒点」
真っ青な空に突如として現れる「黒点」。
BGMも仏教の妙鉢や錫杖が鳴らす音楽とでもいうのでしょうか。
とてもおどろおどろしい雰囲気のなか、真っ青な空にインクが滲み出て、それが左右対称に広がるロールシャッハの様に登場します。
この表現は、いかにもボス登場!って感じでかなり緊張感がありますよね!
その黒いインクの奥から多数の月人が登場します。
一見すると神々しい月人ですが、宝石たちから見ると敵です。
月人の風貌が仏教の神様っぽいので、不気味さがかなり出ています。
毎回登場シーンでは息を呑みそうです。
月人との戦闘シーン
宝石の国 公式サイトより引用
1話での戦闘シーンは、序盤のモルガナイトとゴーシェナイトの戦闘と、後半シンシャの戦闘シーンがあります。
モルガナイトとゴーシェナイトの戦闘シーンでは月人が放つ無数の矢を刀でいなしながら戦い、ツーマンセルで戦う二人の息ぴったりな戦闘シーンが疾走感のあるカメラワークで描かれていて、とても引き込まれました。
一方、シンシャはフォスフォフィライトを庇い、一人で戦闘するのですが、自身から出る毒液のみで戦います。
「クソッ!どうして…俺が息をするだけで土も草も死んでいくの…」
「これ以上汚したくない…見られたくない」
「こんな恥ずかしい…戦いたくない」
フォスフォフィライトにはそんなシンシャの心情が聞こえてしまう。
その後、自身から出る大量の毒液で分身を作り、一撃で大量の月人たちを毒液で溶かすシーンは圧巻です!
シンシャとフォスフォフィライトの関係性
当初、ゴーシェナイトからシンシャに聞いてみればと言われた時は、
『聞ける訳ないでしょ!近寄れもしないよ!話した事もないよ!?』
とものすごい拒否反応を示していました。
その後、ルチルやベニトからの話を聞いた後も、
『居るだけで迷惑…役立たずのボクの上を行くとはやるじゃない』
『期待も心配もされず、褒められもしない仕事なんて…意味わかんない。やめちゃえば良いんだ』
でも敵から襲われた時、戦いたくないと言っていたにも関わらずシンシャが助けてくれたことにより、
『まだ良くわかんないけど…今日の事は忘れないよ。戦いたくないって言ってたのに助けてくれた』
と言っていました。
この時、フォスフォフィライトは毒液に浸かりながらもシンシャを助けようと手を伸ばします。
月人から助けてくれたシンシャを、自身の身体に毒液がつくことも省みず、助けようとします。
身体に毒液が付着するってことは、身体を削らなければいけません。
身体が削られるということは、記憶を削るということ。
その時はそんなことも考えなしに身体が動いていたと思いますが、この後くらいから、シンシャに対する感情というのが変わってきたのかと思っています。
シンシャの想い
フォスフォフィライトはルチルからシンシャと出会った虚の岬はヘリオドールが連れ去られた危険な場所と聞き、その後もう一度訪れ、シンシャにあった時にこう聞いていました。
『仕事!仕方ないだろ!そっちこそ何でまたここに居んだよ?ヘリオも攫われた危険な場所なんだろ?』
でも、シンシャから帰ってきた言葉は想像を絶するものでした。。
「俺はここで…攫われるのを待っている」
「月でなら俺に価値を付けてくれるかも知れない。ずっと待っているが来ない。だが…昨日お前が現れた途端ああだ。お前は良いな…敵にすら愛されて」
何も言えずにいると、シンシャが博物誌の植物に関する助言をくれます。
「俺への用はこれで済んだろ?もう邪魔するなよ」
そこで思わずフォスフォフィライトは手伝って欲しいと言いますが、断られてしまいます。
そして、
「よし!じゃあ夜の見回りよりずっと楽しくてキミにしか出来ない仕事を!ボクが必ず見つけてみせるから!」
「だから…月に行くなんて言うなよ!なあ!」宝石の国 公式サイトより引用
「役立たずのボク」と「居るだけで迷惑なシンシャ」。
必要とされていなかったもの同士、月に行くと言う悲しい決断をしていたシンシャを放っておけない、純粋な気持ちが現れて居る素敵なセリフですね。
そんなフォスフォフィライトの言葉を聞いても、シンシャは無反応で歩いて行ってしまいます。
その後、フォスがいた場所にバインダーがあり、風でバサバサとめくれていました。
その音がうるさいと、バインダーを拾おうとするシンシャ。
「汚い字…図も酷いな。内容は――」
と、とあるページにフォスフォフィライトがシンシャを助けようとした際に差し出した、バインダーについた水銀の手形が目に飛び込んできます。
(夜から出たい…無理だ。信じてない)
フォスフォフィライトが崖から落ちるシンシャを身を呈して助けてくれたことがあの手形を見てフラッシュバック。
さらにあの「夜から出してあげる」と言う言葉を思い出し、水銀の涙を流します。
「夜から出たいけど、無理だ。この水銀のせいで俺は夜に閉じ込められて居る。
あいつ(フォスフォフィライト)に何かできるわけがない。信じていない。」
こう言った意味があるのかなーと思いました!
【宝石の国】アニメ第1話のまとめ
私個人としては一話目から宝石の国の世界観に引き込まれてしまいました。
フルCGのアニメってちょっと苦手な印象を持ってて、見てこなかったジャンルでもあるんですが、この宝石の国はCGだからこそ表現できたアニメなんじゃないかと思っています!
またフォスとシンシャの今後の関係性も気になりますね!
シンシャはフォスフォフィライトに冷たく対応している様な感じもしますが、博物誌の助言もきちんとしてくれるいい子。
フォスフォフィライトが忘れたバインダーを拾ってくれていますし、、かなりのツンデレですね!
フォスフォフィライトも『バーカバーカ…』と言いつつも、『でも絶対あいつが居なくなるのはヤダ…』と素直な気持ちを述べています。
今後もあの時の約束を中心に物語が展開していきます!
原作の漫画も面白いので、機会があれば読んで見てください〜!
【宝石の国】アニメ第1話の動画配信情報
現在、U-NEXTでは「宝石の国」のアニメが見放題で見れちゃいます。
さらに31日間無料でお試しができる「無料トライアル」も実施中なので、全話無料でみれますよ!
「無料トライアル」期間中に解約すれば、全くお金はかからないので安心して利用できます!
簡単な登録方法と、お金がかからず利用できるお得な方法をまとめた記事がありますので、ぜひ読んでみてください。