viaim RecDot(ヴィエイム レックドット)のイマイチな点・注意点

- 表面がツルッとしていて取り出しにくい…
- マルチペアリング切り替えがスムーズだが、通知音でも切り替わってしまう…
- 同時に翻訳、文字起こし機能は1言語のみ…
表面がツルッとしていて取り出しにくい

イヤホン本体の表面は光沢感のあるツルツルとした仕上げになっており、指に引っかかりが少ないため、ケースから取り出す際にやや滑りやすく感じました。
特に手が乾燥しているときや、急いで使いたい場面では、取り出す際にポロッと落としてしまう可能性があるので注意が必要です。
マルチペアリング切り替えがスムーズだが、通知音でも切り替わってしまう
「viaim RecDot(ヴィエイム レックドット)」は、2台のデバイスと同時に接続できるマルチペアリングに対応しており、スマホとPCの間で自動的に音声出力を切り替えられるのが便利なポイント。
切り替え動作も非常にスムーズなのですが、スマホやPCで通知音が鳴っただけでも自動的に接続が切り替わってしまい、音楽や動画が中断されるケースがあります。
意図しないタイミングでの切り替えが気になる場合は、デバイス側の通知設定やBluetooth優先設定の見直しが必要かもしれません。

同時に翻訳、文字起こし機能は1言語のみ…
「viaim RecDot(ヴィエイム レックドット)」は、最大14言語に対応した翻訳・文字起こし機能を搭載していますが、リアルタイムで対応できるのは設定された1言語のみとなっています。
たとえば、英語を翻訳対象に設定している場合、中国語や韓国語など他の言語が混ざる会話では、正しく文字起こしや翻訳されないことがあります。

音声操作は反応がイマイチ…

「viaim RecDot(ヴィエイム レックドット)」には、音楽再生や通話応答、音量調整などを「Hey Siri」などのウェイクワードなしで操作できる音声コントロール機能が搭載されているそうです。
手がふさがっている時などに便利なはずのこの機能ですが…
実際に試したところ、機能自体はすでに実装されているものの、何度試しても反応せず操作を完了できませんでした…。
現在は英語での発音にしか対応しておらず、日本人にとっては正確に認識させるのが難しい場面もある印象です。
- “Stop Playing” → 再生を止める
- “Volume down” → 音量を下げる
- “Answer the phone” → 電話に応答する
とはいえ、今後日本語バージョンでの音声対応が開発される可能性もあると思うので、ぜひ使ってみたい機能のひとつでした!

viaim RecDot(ヴィエイム レックドット)のスペック・付属品

項目 | 詳細 |
---|---|
製品名 | viaim RecDot(ヴィエイム レックドット) |
型番 | XFVI-A92 |
ワンタッチ録音 | 対応 |
形式 | カナル型 |
最長駆動時間 | 9時間(イヤホン単体)/36時間(ケース併用) |
ドライバー方式 | 11mmダイナミックドライバー(チタンコーティング仕様) |
重量 | 4.90g(片耳)/52g(ケース含む) |
ノイズキャンセリング | 最大 -48dB(アクティブノイズキャンセリング) |
バッテリー容量 | イヤホン:63mAh/ケース:550mAh |
マイク | トリプルマイク+骨伝導マイク |
充電方法 | USB Type-C/ワイヤレス充電 |
Bluetoothバージョン | 5.2 |
カラー | ブラック/シルバー |
マルチポイント接続 | 対応 |
防塵防水性能 | IP55 |
対応コーデック | SBC/AAC/LHDC |
対応OS | iOS 11.0以降/Android 7.0以降 |
音声アシスタント | 対応 |
生産国 | 中国 |
まとめ|viaim RecDot(ヴィエイム レックドット)はどんな人に向いている?
以上、リアルタイム文字起こし&翻訳に対応した次世代スマートイヤホン「RecDot(レックドット)」のレビューでした!


- リモート会議の議事録作成や音声記録を効率化したい人
- 外国語の会話をリアルタイムで理解・翻訳したい人
- 録音・文字起こし・共有を1台で済ませたい人
- イヤホンとしての音質や通話性能にも妥協したくない人
「viaim RecDot(ヴィエイム レックドット)」は、音声の録音・文字起こし・翻訳・要約といったAI機能をワンタッチで活用できる、まさにスマートイヤホンという表現がぴったりの1台でした。
ビジネスシーンでは会議の議事録や外国語対応のミーティングに、プライベートでは海外ドラマの翻訳視聴や音楽鑑賞にと、日常のあらゆる場面を支えてくれる頼もしい相棒です!
音質面ではiPhoneユーザーにはLHDCが使えないなど制約もありますが、それでもAACでも十分クリアな音質が楽しめ、機能性・使いやすさのバランスは非常に優秀だと感じました。
「話す・聞く・残す」をもっとスマートにしたい方には、ぜひ一度試してほしいイヤホンです!

音楽も会話も、まとめてスマートに楽しみたい人におすすめです!