3DMakerpro Eagleのイマイチな点

- ハンドルのクイックリリースと自転車マウントが同時に使えない…
- microSDカードを抜く際に三脚を外す必要あり
- 付属のソフトウェアはWindowsのみ
- 一般ユーザーにとってはまだ高価な価格帯

自転車マウントが使えない自転車もある…

オプションの自転車マウントは、アヘッドステムと呼ばれる構造の自転車でなければ装着できない場合があります。
参考画像のように、ハンドル中央にステムキャップのネジ穴があるタイプであれば取付可能ですが、一体型ハンドルやクイルステム構造の自転車では対応できません。

もし使用を検討している方は、事前にハンドル形状やステム構造を確認しておくのがおすすめです。
ハンドルのクイックリリースと自転車マウントが同時に使えない…

自転車マウントはクイックリリースを取り外し、本体にネジを直接締め込む方式のため、両者を同時装着することはできません。
なので、走行スキャン時は、クイックリリースを外して自転車マウントに付け替える必要があります。

屋外は自転車で、室内はハンドルで使用することになるので、いちいち取り付けが面倒でした…!
USBを使ったデータ移動は結構時間がかかる…

スキャン後のデータをUSB経由でPCに転送する際、データ量が大きいとかなり時間がかかる印象でした。
特に長時間スキャンで撮影した場合、数GBクラスのファイルになるため、転送完了まで数十分かかることも。

数GBクラスのデータをUSB経由で移すと結構待ち時間が発生するので、充電しながらデータ転送しないと、途中で電池切れになることも…!
付属のソフトウェアはWindowsのみ
Eagleのデータ処理に使う純正ソフト「JMStudio」は、現時点ではWindows専用です。
MacユーザーはParallelsなどの仮想環境でもスペック的にも厳しいため、ハイスペックなWindows PCが必要となるため、コストがさらにかかってしまう点は注意です。

Parallelsでも試してみましたが、起動すらできないほど負荷が高く、かなり厳しかったです。
Windows環境を用意できる人向けの製品という印象ですね。
一般ユーザーにとってはまだ高価な価格帯
LeicaやArtecといった業務用スキャナーと比べれば圧倒的に安価ですが、Makuake価格でもStandardで約70万円、Maxで約86万円ほど。
建築や映像制作などのプロ用途なら投資価値がありますが、興味本位で3Dスキャンを試してみたい一般層には、依然として手が届きにくい価格です。















