【サンワダイレクト】モバイルプロジェクター(400-PRJ026)のイマイチな点や注意ポイント
- 台形補正は縦方向のみ…
- ボディ本体に指紋がつきやすい…
- ファンの音はそこそこ大きい…
- 白が強くシーンによっては白飛びする…
- アプリ機能は非搭載…
- 値段は少しお高め…
台形補正は縦方向のみ…
0~40°で縦方向での台形補正は可能なのですが、横方向の台形補正がないため、設置箇所は壁面の正面のみに限られます。
天井投影時は台形補正が効かないので90°の角度で投影しないと、綺麗な比率で映像を見ることができません。また、オフセット機能により120°くらいの位置に投影されるため、壁際などで使用することができません。
さらに、左右の台形補正が効かないため、ベッドサイドテーブルの真上に投影されます。
自分の視点の真上の天井には投影することができないため、首を傾けて試聴する必要があります。
ボディ本体に指紋や埃がつきやすい…
ボディをあまり触らない様な据え置き機であればあまり気にならないのですが、モバイルプロジェクターという性質上、持ち運んだり、角度調整などで本体を触るシーンが多々あります。
その際に、本体がブラックでプラスチッキーな光沢感ある素材を使用しているため、指紋や埃がかなり目立ちます。
個人的にスマホについた指紋などはとても気になる人なので、指紋や埃がつきやすい点は気になるところでした!
ファンの音はそこそこ大きい…
起動中は小型扇風機並みの音がずっと聞こえるので、静かな環境では少し耳障りに感じる方もいるかもしれません。
騒音アプリで一番音の大きいファンの部分を測ってみたところ、およそ40dBの騒音量でした。
騒音値(デシベル) | 場所の例 |
---|---|
20db | 木の葉のふれ合う音,置時計の秒針の音(前方1m付近) |
30db | 郊外の深夜・ささやき声 |
40db | 市内の図書館・静かな住宅地の昼 |
50db | 静かな事務所 |
60db | 静かな乗用車・普通の会話 |
70db | 電話の着信音・騒々しい街頭・騒々しい事務所 |
白が強くシーンによっては白飛びする…
コントラスト比が400:1と少し低めのため、明るいシーンが続く様なアニメや映画だと、若干白飛びして見えてしまい、色の境界線がわかりづらかったです。
ビジネス用途であれば、あまり気にならない部分かと思いますが、色の表現が豊かなアニメ作品などを見るのはイマイチかなと思います。
上記画像のアニメは「あそびあそばせ」の一部分です!面白い作品でお気に入りなアニメの一つです!笑
OSは非搭載…
HDMIケーブルからの映像を投影するだけなので、Youtubeや動画視聴アプリなどは搭載されていません。
アプリを使用して動画視聴などをしたい場合は、Fire TV Stick等をHDMI端子に接続することで試聴することは可能です。
値段は少しお高め…
一般的な小型モバイルプロジェクターと比較すると、少しお高く感じてしまう部分もあるかと思います。
ただ、ビジネス用途として、
・非常に軽くて持ち運びもしやすい
・小型なのに高輝度200ANSIルーメン
・三脚無しで投影角度調整、縦方向自動台形補正
・6500mAhの大容量バッテリーとしても使用できる
・電源なしでも最長1.5時間連続使用できる
ということを考えると、上記の点に魅力を感じる方ならば、買っても損にならないプロジェクターだと思います!