iFLYTEK AINOTE Air 2のイマイチな点・注意点
- 書き起こし精度は高いが話者による…
- 手書きメモは字の綺麗さにもよる…
- 話者識別機能もあるがまだテスト段階…
- 側面に装着できるペンの位置に注意…
- ページ送り時に少しもたつきを感じる…
- 長時間同じ画面を開くと焼きつきが起こる…

話者次第で変わる書き起こし精度…

「iFLYTEK AINOTE Air 2」の書き起こし機能は、非常に高精度でスピーディーな文字起こしが可能です。
特に、会議や講義などのシーンでリアルタイムに内容をテキスト化できる点が魅力です。
ただし、話者の滑舌や声の大きさ、発音の明瞭さによって、書き起こしの精度が影響を受けることがあります。
例えば、早口や曖昧な発音、ノイズの多い環境では、一部の単語が正確に認識されない場合もあります。

ところどころ惜しいですが意味合いが変わってきてしまいます。
それでも、AIの進化した技術により、従来の文字起こしシステムと比べて高いパフォーマンスを発揮します!
話者の声がクリアであれば、ほぼ正確に書き起こしてくれるため、多くの場面で活用できます!

また、

追記:1月8日にアップデートが入り、日本語の書き起こし精度がかなり上がったような気がします!
上記画像は同じ台本で、私自身が読み上げて書き起こしてもらったものになります。
以前よりも句読点の位置が自然になっており、かなりスムーズに読みやすく書き起こしてくれています!

合成音声でも同じ環境で書き起こしてもらいましたが、以前よりも精度が上がっていました!
手書きメモは字の綺麗さにもよる…

手書きメモをテキスト化できる便利な機能を搭載しています。
手書きの内容をAIが認識してデジタル文字に変換してくれるため、ノートに取ったメモをそのままデジタルで管理することができます。
しかし、この機能の認識精度は、文字の綺麗さに依存する部分があります。
ある程度汚い文字でも認識はしてくれるものの、字形が崩れた殴り書きの場合、別の文字や単語として認識されてしまう可能性があります。
特に、アルファベットや数字の形が曖昧な場合や、日本語の複雑な漢字が不明瞭な場合には、正確な文字起こしが難しいことがあります。

話者識別機能もあるがまだテスト段階…

「iFLYTEK AINOTE Air 2」には、話者識別機能が搭載されており、書き起こし時や後からでも「誰が何を話したのか」を識別することが可能です。
この機能は、議事録や講義の記録を整理する際に非常に便利なツールとなります。

しかし、現在はテスト段階であるため、精度はまだ完全ではありません。
特に、話者が切り替わる話始めの部分や背景ノイズが多い場所や話者の声が重なる場合には、正確な識別が難しい場合があります。
比較的静かな場所で会議を行ったり、最初の数秒間だけ速度を一定に保って話すなどすると効果的に識別してくれるそうです。

現時点では、補助的なツールとして活用することになりますが、将来的にはさらに便利で正確な記録が期待できます!
ページ送り時に少しもたつきを感じる…
ページ送り時に少しもたつきを感じる…
E-Inkディスプレイを採用した「iFLYTEK AINOTE Air 2」では、ページ送りの際に若干のもたつきを感じることがあります。
これは、E-Inkディスプレイ特有の構造によるもので、液晶ディスプレイやOLEDと比較すると画面のリフレッシュ速度が遅いことが主な原因です。
E-Inkは低消費電力と目に優しい表示を実現している一方で、動きのある表示(ページ切り替えやアニメーション)には向いていない面があります。

でも、E-Inkディスプレイではこれが正常な動きですので、予め理解しておくと購入後の違和感がなくなります!
長時間同じ画面を開くと焼きつきが起こる…
長時間同じ画面を開くと焼きつきが起こる…
E-Inkディスプレイは、微小なカプセル内の粒子が電気信号によって移動することで画像を表示します。
長時間同じ状態で保持されると、粒子の位置が一部固定化され、一時的に「残像」が発生することがあります。
残像クリアのボタンでリフレッシュ可能!
しかし、残像現象は通常、一度画面をリフレッシュ(全面的な書き換え)することで解消されるので、E-Inkディスプレイに焼き付きのような永久的なダメージは起こりません。
