今回はそんな人にぴったりなワイヤレスヘッドホンをご紹介します!
1MOREから発売された新製品「1MORE HQ51」というヘッドホンで、前モデル「1MORE SonoFlow」の後継機に当たるモデルです!
最大100時間再生、そしてクイック充電も5分で10時間も使えるようになり、バッテリー周りが大幅に進化しました!
Review Point!
旧モデルよりもバッテリーが強化!無線/有線ともにHi-Res音質に対応したノイズキャンセリングヘッドホン!
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オススメRecommend
- クリアな中高音、量感ある低音も楽しみたい方!
- ノイズキャンセリングやマルチポイントなどの機能性を重視する方!
- コスパのいいワイヤレスヘッドホンを探している方!
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イマイチNot good
- ノイズキャンセリングを消した時の音質がイマイチ…
- 有線接続時、ノイズキャンセリングやアプリ設定はできない…
- LDACで聴くためにはAndroid機が必要…
使用期限:2024年9月30日(月)〜10月31日(木)まで
- 本記事で紹介している「1MORE HQ51」は、メーカーの1MORE INTERNATIONAL LIMITED様よりサンプル品をご提供頂きました。
目次
【1MORE】HQ51とSonoFlowの違い
特徴 | 1MORE HQ51 | 1MORE SonoFlow |
---|---|---|
ノイズキャンセリング | QuietMax™ デュアルハイブリッド ノイズキャンセリング(42dB低減) |
QuietMax™ ノイズキャンセリング |
バッテリー寿命 (ANCオフ時) | 100時間 | 70時間 |
バッテリー寿命 (ANCオン時) | 65時間 | 50時間 |
クイック充電 | 5分で10時間再生可能 | 5分で5時間再生可能 |
オーディオコーデック対応 | LDAC, AAC, SBC (最大990 kbps) |
LDAC, AAC, SBC |
ドライバータイプ | 40mm DLCダイナミックドライバー | 40mm DLC複合ダイナミックドライバー |
周波数応答範囲 | 最大40kHz | 標準のHi-Resオーディオ範囲 |
重量 | 246グラム | 250グラム |
簡単にまとめると、ノイズキャンセリング機能やバッテリー寿命・クイック充電性能がグレードアップしました。
さらに、ドライバーが変更され鮮明で解像度の高いサウンドがより響くようになり、最大40kHzまでの非常に広い範囲の音を再生可能となりました!
【1MORE】HQ51 ワイヤレスヘッドホンの外観
「1MORE HQ51 ワイヤレスヘッドホン」のパッケージは白とグレーと基調としたシンプルなパッケージです。
裏面にはスペックなどが記載されています。
また、正面左下には無線/有線ともにHi-Res音質に対応している証のロゴが記載されています!
【1MORE】HQ51 ワイヤレスヘッドホンの本体
パッケージから取り出すと、キャリングケースにはいった「HQ51」が顔を出します。
ハウジング部分を90度回転可能なスイベル型なので、かなりコンパクトに収納が可能となっています。
「1MORE HQ51 ワイヤレスヘッドホン」の本体前面は、電源ボタンのみのシンプルなデザインで、全体が黒一色でまとめられており、洗練された高級感を感じさせます。
イヤホンジャックやUSB-Cポートには、アクセントとしてレッドが使われており、引き立つコントラストが印象的です。
さらに、イヤーパッドの内側にも同じくレッドが使用されており、黒と赤の2色の組み合わせが非常にスタイリッシュです。
一方で、外側のハウジング部分は黒一色で統一されており、マットな質感が高級感を引き立てています。
「1MORE HQ51 ワイヤレスヘッドホン」の背面には、ノイズキャンセリングモード変更ボタンや「QuietMax」のロゴ、音量調節ボタンが配置されています。
ヘッドバンド部分には「1MORE」のロゴがプリントされていますが、控えめで主張しすぎないデザインが魅力的です。
スライダー部分には金属素材が採用されており、頑丈さと高級感を兼ね備えています。頭への締め付け感やフィッティングの調整ができるため、自分に合った快適な装着感を実現してくれます。
【1MORE】HQ51 ワイヤレスヘッドホンの付属品・スペック
重量 | 246g |
---|---|
大きさ | 170 x 192 x 82mm |
バッテリー容量 | 720mAh |
充電時間 | 80 分 |
再生時間 | ANC off: 100 時間 ANC on: 65 時間 |
インピーダンス | 32Ω |
接続範囲 | 10 m (オープンスペース) |
Bluetooth バージョン | Bluetooth 5.4 |
Bluetooth プロトコル | HFP/A2DP/AVRCP |
定格電力 | 5V 1.1A |
最大電力 | 20mW |
動作温度 | 0°C to 45°C |
接続周波数 | 2.400GHz to 2.4835GHz |
使用期限:2024年9月30日(月)〜10月31日(木)まで
【1MORE】HQ51 ワイヤレスヘッドホンのオススメな点
- 【快適な装着感】軽量&柔らかなレザークッションで快適な装着感!
- 【LDAC対応の高音質】無線/有線ともにHi-Res音質に対応!
- 【優れたノイズキャンセリング】外部ノイズを42dB以上低減し、騒がしい環境でもクリアな音!
- 【最大100時間のバッテリー寿命】5分充電で10時間使用可能なクイック充電にも対応!
- 【低遅延】80ms未満の低遅延モード搭載!ゲームやアニメも楽しめる!
- 【3Dオーディオ】違和感なく迫力のある空間オーディオが聴ける!
【快適な装着感】軽量&柔らかなレザークッションで快適な装着感!
軽量設計で長時間の使用でも快適で、通気性にも優れており蒸れません。
締め付け感もなく、耳をしっかりと全て包み込んでくれるので、耳が痛くなったりなどの不快感もありません。
イヤーパッドもレザー素材でできているため、高級感もあり、肌に触れた時の感触がとても柔らかく優しいです。
【LDAC対応の高音質】無線/有線ともにHi-Res音質に対応!
「40mmのダイヤモンドライクカーボン(DLC)ドライバー」を採用し、高音域の再現性が優れ、鮮明で解像度の高いサウンドの再生が可能になりました!
音の透明感やクリアさが際立ち、ボーカルの表現力や楽器の微細なニュアンスがより繊細に聞こえてきます。
さらに、最大40kHzまでの広い周波数応答範囲で、音のディテールや自然な響きをより忠実に再現することが可能です。
無線接続ではSBC、AAC、LDACコーデックに対応しており、高音質で音楽を楽しむことができます。
さらに、有線接続でもハイレゾ音質にも対応しているため、バッテリーを気にせずにハイレゾ音質を楽しむことが可能です!
【優れたノイズキャンセリング】外部ノイズを42dB以上低減し、騒がしい環境でもクリアな音!
「QuietMax™デュアルハイブリッドノイズキャンセリング技術」により、騒音ノイズを42dB以上低減してくれます。
そのため、周囲の音を気にせずに音楽に集中できるため、作業などにも没頭することができます!
切り替えモードは下記のモードがあります。
ノイズキャンセリングモード | 飛行機や電車などに最適 |
---|---|
外音取り込みモード | 社交的な場に最適 |
ノーマルモード | 自宅や静かな場所に最適 |
自宅で使っている感想ですが、テレビや人の声などは音楽を聴いている時はほぼ聞こえなくなりますが、曲終わりなどでは全然聞こえてくるので、ノイズキャンセイリング機能はそこまで強くありません。
【最大100時間のバッテリー寿命】5分充電で10時間使用可能なクイック充電にも対応!
一回の充電で最大100時間(ANCオフ時)の再生が可能です。
クイック充電にも対応しており、たった5分充電するだけで10時間も使用できるようになります!
ANCオフ時では100時間、ANCオン時では65時間も再生可能となっています!
【低遅延】80ms未満の低遅延モード搭載!ゲームやアニメも楽しめる!
1MORE
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アプリから低遅延モードをONにすることで、アプリやゲーム、アニメや映画を見ている際の音ズレを低減してくれます!
実際にゲームや映像コンテンツを見てみましたが、低遅延モードオフ時では、「若干遅れているな」という感じがありましたが、ONにしてみるとその違和感が全くなくなります。
なので、普段からスマホなどでゲームやアプリをやる方、アニメや映画をみる方などは、「1MORE HQ51 ワイヤレスヘッドホン」なら音ズレを気にすることなくコンテンツを楽しむことができます!
【3Dオーディオ】違和感なく迫力のある空間オーディオが聴ける!
アプリから3Dオーディオ機能をONにすることができます!
試しにApple Musicの空間オーディオを「1MORE HQ51」の3DオーディオをONにして聴いてみました!
イヤホンなどでも空間オーディオモードがついているイヤホンがありますが、若干違和感のある音が多い中、「1MORE HQ51 ワイヤレスヘッドホン」の3Dオーディオで聴いてみると、かなり自然な音質で、迫力のある低音と分離感のある精細な音楽を楽しむことができます!
一点注意点ですが、3DオーディオモードをONにするとLDACコーデックでは接続ができなくなります。
【1MORE】HQ51 ワイヤレスヘッドホンのイマイチな点・注意点
- 音漏れはするので聞く場所は注意が必要…
- ノイズキャンセリングを消した時の音質がイマイチ…
- 有線接続時、ノイズキャンセリングやアプリ設定はできない…
- 自動電源OFF機能がない…
- LDACで聴くためにはAndroid機が必要…
音漏れはするので聞く場所は注意が必要…
ヘッドホンなので、普通に音漏れはします。
特に中高音域が音漏れしやすいので、ボーカル部分の音漏れが目立つため、50%くらいの音量でも静かな室内などでは、何の曲を聴いているか聞こえてしまいます!
ノイズキャンセリングを消した時の音質がイマイチ…
「ノーマルモード」や「外音取り込みモード」で音楽を聴くと、低音がほとんどなくなり、薄っぺらい音質になってしまいます。
一方、ノイズキャンセリングモードをオンにすると、量感たっぷりな低音を聴くことができるので、基本的にはノイズキャンセリングモードをオンにして聴くことをお勧めします。
有線接続時、ノイズキャンセリングやアプリ設定はできない…
有線接続時でもHi-Les音質で聴ける点が売りではありますが、有線接続時だとBluetooth接続が切れてしまうため、ノイズキャンセリング機能が使えなくなったり、アプリでの設定などができなくなってしまいます。
先ほども言ったように、ノイズキャンセリング時に低音などが増すので、一気に低音の聞こえにくいペラペラな音質となってしまいます。
また、有線ケーブルの接続端子も3.5mm to 2.5mmのため、あまり一般的なケーブルではありません。
基本的にはワイヤレス接続でノイキャン機能ONにして使えば不満なく使えるかなと言った印象です!
自動電源OFF機能がない…
「1MORE HQ51 ワイヤレスヘッドホン」は自動電源OFF機能がないため、使わない時にはヘッドホンの電源を落とさないと常に接続状態となっています。
なので、数日後などに使う際に、気がつくと電源がなくなっていた…ということがありました。
イヤホンなどはケースにしまったりすることで電源がオフになったり、音楽再生をしていないと自動電源OFF機能がついていたりと言った機能を持つイヤホンを多く使っていたので、少し違和感を感じてしまいました。
ただ、バッテリーは申し分ないので、1日そこらつけっぱなしでもバッテリー切れなどは問題はありませんでした笑
LDACで聴くためにはAndroid機が必要…
まずiPhoneではLDACのコーデックがサポートされてないため、アプリ上にも設定項目が出てきません。
LDACで音楽を聴くためには、LDACコーデックをサポートしているデバイスが必要です。
ほとんどの場合、LDACはAndroidデバイスでサポートされています(Android 8.0 Oreo以降)。
なので、私の場合、Androidのタブレットでアプリ操作しLDACモードを入れた後に、マルチポイントでDAP(Astell & Kern A&norma SR25 MKII)に接続することで、LDACコーデックで音楽を楽しんでいます。
iPhoneしか持っていないという方は少し注意が必要です…。
まとめ|【1MORE】HQ51 ワイヤレスヘッドホン レビューまとめ
以上、1MORE(ワンモア)の「HQ51 ワイヤレスヘッドホン」のレビューでした!
- コスパがいいノイズキャンセリング付きヘッドホンが欲しい方!
- スマホでゲームや映画をよく見る方!
- LDAC、マルチポイント、低遅延など機能モリモリなヘッドホンが欲しい方!
- 音の分離感が高く音楽の細部まで楽しみたい方!
1MORE(ワンモア)の「HQ51 ワイヤレスヘッドホン」は、DLCダイナミックドライバーらしいクリアーな中高音が綺麗で解像度も高い音が特徴的でした!
低音も量感ある迫力のある音を出してくれるので、非常にバランスが良く仕上げられているなと思いました。
ただし、ノイズキャンセリングがOFF状態だと、低音がほとんど聞こえなくなり迫力に欠ける薄っぺらい音色になってしまいます。
ノイズキャンセリング機能をONにした前提の音作り?になっているため、バッテリー寿命も実質65時間ほどになってしまう点は注意が必要です。
ヘッドホン初心者にも十分満足できる品質で、オーディオ好きな方にも気軽に使えるヘッドホンを探している方にもぜひおすすめできる一台でした!
使用期限:2024年9月30日(月)〜10月31日(木)まで