こんにちはルークです!
2023年5月24日、とある場所で開催された「HUAWEI JAPAN 2023年度フラッグシップ新製品発表会」にご招待されたので、参加して参りました!
当日は高級スマートウォッチ「HUAWEI WATCH ULTIMATE」や血圧測定可能な「HUAWEI WATCH D」やイヤホンとスマートウォッチの一体化「HUAWEI WATCH Buds」などのスマートウォッチの新製品を中心に発表がありましたが、その中で紹介された商品の一つが、今回ご紹介する「HUAWEI FreeBuds 5」です。
「HUAWEI FreeBuds 4」の後継機としてデザインを一新し、インナーイヤータイプイヤホンでは史上初のトリプルマイク搭載のアクティブノイズキャンセリングに対応した、最新のインナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホンです。
会場にてHUAWEI JAPAN様から「HUAWEI FreeBuds 5」のサンプル機をご提供いただいたので、実際に装着して忖度なしのレビューを行っていきたいと思います!
- コスパ最強!機能盛りだくさん!
- ハイレゾ対応コーデック「LDAC」にも対応!
- HUAWEI独自の技術と新素材によりダイナミックな重低音を実現!
- わずか5分で2時間使える超急速充電機能!
- ジェスチャー操作が足りない…
- 低遅延モードはアクションゲームにはイマイチ…
- 本記事で紹介している「HUAWEI FreeBuds 5」は、メーカーのファーウェイジャパン(HUAWEI)様よりサンプル品をご提供頂きました。
目次
HUAWEIってどんなメーカー?
HUAWEI(ファーウェイ)は、中国のテクノロジーカンパニーであり、世界的な電子機器メーカーです。
主にスマートフォン、タブレット、ノートブック、ウェアラブルデバイス、通信機器などを開発・製造しています。
そして、「HUAWEI FreeBuds 5」は数百回もの人間工学的シミュレーションに基づいて微調整された、優雅かつ開放的な曲線デザインが「優れたデザイン」としてiFデザイン賞2023を受賞しています。
HUAWEI FreeBuds 5の外観
化粧箱はマットな質感の白い紙製の箱に、「HUAWEI」のロゴがゴールドに輝いており、高級感がとてもあります。
HUAWEI FreeBuds 5の本体
セラミックホワイトの充電ケースはツヤツヤとした見た目で、縦長の楕円形です。
イヤホン本体は、自然から着想を得た美しい曲線で作られており、「少し大きいかも?」 と思いましたが、装着してみると心地よいフィット感とバランスでした。
装着時に自分の耳では若干遊びが効いていたので、付属のラバーイヤーチップをつけたところ、グリップ感とフィット感がかなり良くなりました!
イヤホン本体はIP54の防塵耐水性能に対応しているので、汗や突然の雨でも安心して使うことができます。(充電ケースは対応していません。)
またジェスチャー操作にも対応しており、ある程度なら専用アプリから変更が可能となっています。
操作方法 | 内容 |
---|---|
長押し | 着信/通話中 着信を拒否 通常 ノイズキャンセリングを有効化/無効化 |
上下にスワイプ | 音量を調整、なし |
ダブルタップ | 着信/通話中 電話に応答/終了 通常(以下から左右のイヤホンに1つ選択可能) 再生/一時停止、次の曲、前の曲、音声アシスタントを起動 |
HUAWEI FreeBuds 5の付属品・スペック
付属品 |
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イヤホン本体×1、充電ケース×1、クイックスタートガイド×1、安全上のご注意×1、保証書×1、USB Type-Cケーブル×1、イヤーチップ×1セット |
スペック | |
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カラー | シルバーフロスト,セラミックホワイト |
サイズ | イヤホン単体:約32.4mm × 約17.6 mm × 約22.8 mm 充電ケース:約66.6mm × 約50.1 mm × 約27.3 mm |
重さ | イヤホン単体:約5.4g 充電ケース:約45g |
バッテリー | イヤホン単体:42mAh 充電ケース:505mAh |
充電方法 | USB Type-C、ワイヤレス充電 |
充電時間 | 充電ケースでイヤホンを充電する場合:約20分 空の充電ケースを有線充電する場合:約40分 空の充電ケースをワイヤレス充電する場合:約240分 |
バッテリー駆動時間 | イヤホンで音楽再生する場合(ノイズキャンセリングオフ):約5時間 イヤホンで音楽再生する場合(ノイズキャンセリングオン):約3.5時間 充電ケースと組み合わせて音楽再生する場合(ノイズキャンセリングオフ):約30時間 充電ケースと組み合わせて音楽再生する場合(ノイズキャンセリングオン):約20時間 |
センサー | 加速度センサー/赤外線センサー/ホールセンサー/タッチセンサー |
機能 | ダイナミックEQ/アクティブノイズキャンセリング(ANC)/通話ノイズキャンセリング |
HUAWEI FreeBuds 5のオススメな点
- 【装着感】軽量で圧迫感のない装着感!
- 【音質】ノイズキャンセリング機能付き!迫力の重低音!
- 【カスタマイズ】専用アプリで好みの音質へ変更可能!
- 【バッテリー】わずか5分で2時間使える超急速充電機能!
- 【充電】ワイヤレス充電に対応!置くだけ簡単!
【装着感】軽量で圧迫感のない装着感!
実際に装着してみると、水滴のような柔らかいフォルムの外観は、人間工学に基づいて設計された形状で、軽い付け心地でぴったりフィットしてくれます。
カナル型とは違い、耳にスッと引っ掛けるイメージで音楽を聴くことができるので、使いたい時に気軽に使うことができる印象です。
カナル型のような耳に押し込むタイプだと、耳が痒くなったり、痛くなる方にはかなりおすすめできます!
【音質】ノイズキャンセリング機能付き!迫力の重低音!
インナーイヤー型イヤホンにも関わらず、ノイズキャンセリング機能が搭載されています!
ノイズキャンセリングモードはダイナミック、くつろぎ、標準の3種類あります。
ダイナミック | 周囲の状況に合わせて、ノイズキャンセリングを自動的に調整します。 |
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くつろぎ | ノイズの少ない場所に最適です。 |
標準 | うるさい場所に最適です。 |
Airpods Proなどのカナル型のノイズキャンセリングと比較
してみると、カナル型の方へ軍配が上がりますが、インナーイヤー型なのにしっかりノイズを除去してくれて、こんなに集中できる環境が作れるのか!と驚きました。
ノイズキャンセリングモード(くつろぎ)の場合、部屋のBGMの他に換気扇の音などの生活音も拾うようになります。
音質については、重低音がとても際立っており、耳に振動が伝わるくらいの迫力があります。
HUAWEI独自の技術と新素材により、振動中のドライバーに生じる抵抗力を減らし、空気の通りを改善した結果、ダイナミックな重低音を実現可能にしたようです!
また、ソニーのハイレゾ対応コーデック「LDAC」にも対応しているため、ハイレゾ相当品質の繊細で立体感のあるオーディオデータ転送が可能になっています。
【カスタマイズ】専用アプリで好みの音質へ変更可能!
HUAWEI AI Lifeというアプリと本体を連携させると、あなたの好みに合わせて音質を変更することが可能です。
デフォルト、高音強調、低音強調、音声の4つのモード以外にも、10段階のカスタマイズEQを設定可能です。
【2台接続】マルチポイント対応!
HUAWEI FreeBuds 5は2台までのマルチポイントに対応しているので、デバイス間の切り替えをスムーズに行うことが可能です!
例えば、パソコンとスマホに同時にBluetooth接続ができ、スマホで音楽を聴いているけど、パソコンでyoutubeの動画を聴きたい!といった場合に、フレキシブルに再生媒体を切り替えることが可能です!
【バッテリー】わずか5分で2時間使える超急速充電機能!
HUAWEI FreeBuds 5からの新機能として、超急速充電に対応されました。
イヤホン本体のバッテリーが少なくなってきたら、充電ケースに本体を戻すだけで、わずか5分で約2時間の連続音楽再生が可能なんです!
充電し忘れた…電池切れちゃってて使えない…ということが起こらなくなります!
【充電】ワイヤレス充電に対応!置くだけ簡単!
充電時間 | 充電ケースでイヤホンを充電する場合:約20分 空の充電ケースを有線充電する場合:約40分 空の充電ケースをワイヤレス充電する場合:約240分 |
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充電方法は有線充電とワイヤレス充電があります。
有線充電はUSB Type-Cケーブルでの充電、ワイヤレス充電はQi充電に対応しています。
有線と無線では充電速度が変わってくるので、急いで充電したい方は有線充電をオススメします。
HUAWEI FreeBuds 5のイマイチな点・注意点
- ジェスチャー操作枠が足りない…
- 本体バッテリー性能はイマイチ…
- 低遅延モードはゲームにはイマイチ…
ジェスチャー操作枠が足りない…
誤タップ防止のためか、シングルタップが付いていないせいで、再生/一時停止がダブルタップでの操作になっています。
これのせいで、もう片方のイヤホンには曲送りや巻き戻し機能どちらかしか設定できないので、非常に使いづらいです。
せめて、シングルタップで「再生/一時停止」機能の追加、またはトリプルタップで「曲送りや巻き戻し」機能を追加してくれれば、操作性はかなり上がるんじゃないかなーと思いました。
本体バッテリー性能はイマイチ…
本体バッテリーは42mAh
で、充電ケースは505mAhとなっています。
それぞれのシーンでの再生時間は下記となります。
シーン | 再生可能時間 |
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ノイズキャンセリングオフ | 約5時間 |
ノイズキャンセリングオン | 約3.5時間 |
充電ケースと併用(ノイズキャンセリングオフ) | 約30時間 |
充電ケースと併用(ノイズキャンセリングオン) | 約20時間 |
こう見るとイヤホン単体の再生時間はちょっと短いような気もします。
ただ、実際はケースと併用して使用することが多いですし、イヤホン本体の電池が切れてしまった場合も、5分間充電ケースに入れるだけで約2時間も使うことができるので、本体のバッテリーの少なさもカバーできているので安心です!
低遅延モードはアクションゲームにはイマイチ…
ちょっと残念な点として、低遅延モードをON/OFFして音ゲーをプレイしてみましたが、どちらも大して変わらない印象でした。
1テンポもっさりとした感じで、しっかりとリズムをとることは難しかったです。
HUAWEI FreeBuds 5 レビューまとめ
以上、「HUAWEI FreeBuds 5」の実機レビューでした!
- コスパ最強!機能盛りだくさん!
- ハイレゾ対応コーデック「LDAC」にも対応!
- HUAWEI独自の技術と新素材によりダイナミックな重低音を実現!
- わずか5分で2時間使える超急速充電機能!
- ジェスチャー操作が足りない…
- 低遅延モードはアクションゲームにはイマイチ…
個人的には、迫力のある低音がしっかり出ている点にとても驚きました!
操作性の部分などはアップデートなどで改善してもらいたい箇所は多々ありますが、1万円台後半の値段で、インナーイヤー型でノイズキャンセリングがついて…と考えると、かなりコスパが良すぎるイヤホンなんじゃないかと思いました!
軽い装着感で気軽に使えるインナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホンです!