
そんな「スマホのダラダラ見」を読書時間へ切り替えたい方に向けて作られたのが、「Xteink X3(エクステインク・エックススリー)」です!

「Xteink X3」は、約58g・約5mmの薄型ボディに3.7インチのE-ink(電子ペーパー)ディスプレイを搭載した、ポケットサイズの電子書籍リーダー。
スマートフォンの背面へマグネットで装着できるほか、静音性を意識した物理ボタンや、本体を軽く振ってページを送れるジャイロ操作にも対応しています。
アプリの通知やSNSフィードが表示されないため、「アプリなし。通知なし。あるのは、読書だけ。」というシンプルな読書環境を作れるのが大きな魅力です。
今回は、そんな「Xteink X3」の外観や初期設定、電子ペーパーの見やすさ、マグネット装着、ページ操作などを詳しくレビューします!
購入前に知っておきたい注意点も紹介するので、小型の電子書籍リーダーが気になっている方はぜひ参考にしてみてください。

Review Point!
3.7インチ × 約58g × 電子ペーパー。
スマホの隙間時間を、静かな読書時間へ切り替えるポケットリーダー。
-
オススメRecommend
- 通勤・通学や待ち時間に少しずつ本を読みたい方
- スマホの通知やSNSに邪魔されず読書へ集中したい方
- 軽くて小さい電子書籍リーダーを探している方
- 物理ボタンでページをめくりたい方
- 壁紙やファームウェアなどのカスタマイズを楽しみたい方
-
イマイチNot good
- 3.7インチなので漫画や図表の細部は小さく表示される
- Kindleなどのストアで購入した本をそのまま読める端末ではない
- 対応ファイルを自分で用意・転送する必要がある
- 充電には専用のマグネット式ポゴピンケーブルを使用する
- マグネットの装着感はスマホやケースによって異なる
「Xteink X3」は、読書端末を常に持ち歩ける携帯性と、通知に邪魔されないシンプルな読書環境が魅力の電子ペーパー端末です。
もちろん、画面が小さい・電子書籍ストアから直接購入する端末ではないといった注意点はありますが、「毎日の5分を読書へ変えたい」という用途には面白いガジェットです!

- 本記事で紹介している「Xteink X3」は、メーカー様よりサンプルをご提供いただきました。
- 記事内では実際に確認して感じた良かった点・気になった点を含め、率直に紹介します。
電子ペーパー端末「Xteink X3」の本体仕様
Xteink X3を開封!パッケージをチェック

パッケージはコンパクトで、本体のサイズに合わせたミニマルな作り。箱を開くと、内側に各ボタンやmicroSDカードスロットの位置が図解されています。

Xteink X3の外観・サイズ

「Xteink X3」は、3.7インチのE-inkディスプレイを搭載した超コンパクトな電子書籍リーダーです。
現行の公式商品ページに記載されている本体サイズは約97.6 × 63.7 × 5.1mm、重量は約58g。一般的なスマートフォンよりもひと回り以上小さく、シャツやパンツのポケット、ミニバッグにも入れやすいサイズ感です。
前面には電子ペーパーディスプレイとページ操作用の物理ボタンを配置。タッチ操作はできませんが、片手でページを送れる設計になっています。

背面にはスマートフォンなどへ装着するためのマグネットを内蔵。下部には、付属のマグネット式ポゴピンケーブルを接続する充電端子があります。
カラーバリエーションは、ガイドライン上ではスペースブラックとミストグレーの2色です。販売ページによって取り扱いカラーが異なる可能性があるため、購入時に確認してください。

Xteink X3の付属品



今回届いたパッケージで確認できた主な内容物は以下のとおりです。
- Xteink X3本体
- 16GB microSDカード(本体に装着)
- カードリーダー
- マグネット式充電ケーブル
- マットタイプの画面保護フィルム
- クリーニングクロス・ウェットシート・ホコリ除去シール
- マグネットリング
- クイックスタートガイド
Xteink X3のスペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 製品名 | Xteink X3(エクステインク・エックススリー) |
| ディスプレイ | 3.7インチ E-ink(電子ペーパー) |
| 解像度 | 259PPI |
| 本体サイズ | 約97.6 × 63.7 × 5.1mm※ |
| 重量 | 約58g |
| CPU | ESP32 |
| ストレージ | 16GB microSDカード/最大256GBまで対応 |
| 対応形式 | 文書:EPUB・TXT/画像:JPG・BMP/フォント:BIN |
| 通信 | Wi-Fi 2.4GHz/Bluetooth |
| 操作 | 物理ボタン/ジャイロセンサーによるページ送り(タッチ操作非対応) |
| 充電 | マグネット式ポゴピン |
| バッテリー | 650mAh/目安10〜14日※ |
| フロントライト | 非搭載 |
| その他 | 背面マグネット/NFC/壁紙などのカスタマイズ |
| カラー | スペースブラック/ミストグレー |
Xteink X3の初期設定と本の入れ方
使用前に最新ファームウェアへ更新する

Xteink X3を使い始める際は、まず端末の動作確認を行い、ファームウェアを最新の状態へ更新します。
メーカーは、初期設定やアップデートを行う際に「XTEINKアプリ」の利用を推奨しています。画面の案内と日本語説明書を確認しながら設定を進めましょう。
本体設定は物理ボタンで項目を移動して操作します。Xteink X3はタッチ操作には対応していません。
初回設定では言語やWi-Fiなどを選択します。画面はタッチパネルではないため、画面下部と側面の物理ボタンを使って項目を移動・決定します。
XTEINKアプリとX3をペアリングする

スマートフォンへXTEINKアプリをインストールし、X3の画面に表示されるQRコードを読み取ると端末を登録できます。
書籍や壁紙を転送するときは、X3をWi-Fiへ接続したうえでアプリからファイルを選択します。ファームウェアで表示や手順が変わる場合があるため、最新の日本語ユーザーガイドも合わせて確認してください。
EPUB・TXTファイルを端末へ転送する
Xteink X3は、Kindleのように端末上の電子書籍ストアから本を直接購入するタイプではありません。
対応するEPUB・TXTファイルを用意し、公式アプリやPC、microSDカードなどを使って端末へ転送します。

青空文庫やProject Gutenbergなど、著作権保護期間を満了した作品を配布しているデジタル書庫も活用できます。
なお、電子書籍ストアで購入した本にはDRMによる利用制限が設定されている場合があります。購入したKindle本などを、そのままXteink X3へコピーして読めるわけではありません。

Xteink X3のおすすめポイント

- 【携帯性】3.7インチ・約58gでいつでも持ち歩ける
- 【集中】アプリや通知に邪魔されず読書に没頭できる
- 【表示】259PPIの電子ペーパーで文字を読みやすい
- 【装着】スマートフォンの背面へマグネットで取り付けられる
- 【操作】物理ボタンとジャイロで片手でもページを送れる
- 【電池】650mAhバッテリーで毎日の充電を減らせる
- 【拡張性】壁紙やオープンなシステムのカスタマイズを楽しめる

【携帯性】3.7インチ・約58gでいつでも持ち歩ける

Xteink X3最大の魅力は、約58gという軽さと、ポケットへ収まる小ささです。
大きな電子書籍リーダーは読みやすい反面、荷物を減らしたい日には置いていくこともあります。
一方、Xteink X3ならスマートフォンや財布と一緒に持ち歩きやすく、通勤・通学、カフェでの待ち時間、仕事の休憩など、短い時間にもサッと取り出せます。
既存の電子書籍リーダーを置き換えるのではなく、「今まで読書端末を持っていかなかった場面へ持ち込める」のがポイントです。

【集中】アプリや通知に邪魔されず読書に没頭できる
読書進捗やページ情報も端末側で確認できます。
スマートフォンで電子書籍を読んでいると、メッセージやニュース、SNSなどの通知が目に入ってしまいます。
Xteink X3は読書へ用途を絞ったシンプルな端末なので、ページを開いたら、そのまま本の続きへ入りやすいのが魅力。
スマホを触る回数そのものをゼロにするのではなく、無意識にスクロールしていた時間を読書へ置き換える、小さなデジタルデトックス用ガジェットとして使えます。

【表示】259PPIの電子ペーパーで文字が読みやすい

ディスプレイには、紙のように周囲の光を反射して表示するE-ink(電子ペーパー)を採用しています。
液晶のように画面が常時発光しないため、明るい場所でも文字を確認しやすく、長時間でも目が疲れにくい印象でした。
3.7インチとコンパクトながら、解像度は259PPI。文字サイズや行間を調整すれば、小説なども十分読みやすく感じます。
ページ切り替え時には電子ペーパー特有のリフレッシュ表示がありますが、ページが表示されたあとは文字の輪郭がはっきりしており、紙に近い読み心地です。

画面は小さいものの、通勤や待ち時間にサッと読む用途なら、このサイズ感がむしろ使いやすいと感じています!
【装着】スマートフォンの背面へマグネットで取り付けられる
【装着】スマートフォンの背面へマグネットで取り付けられる
本体背面にはマグネットが内蔵されており、対応するスマートフォンやケースの背面へ装着できます。
スマホとXteink X3をひとまとめにして持ち歩き、SNSを開きそうになったら端末を裏返して読書へ切り替える、という使い方ができます。
ただし、スマートフォンのカメラ形状やケースの厚み、マグネットリングの位置によっては、装着位置や磁力に差が出る可能性があります。

【操作】物理ボタンとジャイロでページを送れる
【操作】物理ボタンとジャイロでページを送れる
Xteink X3には、前面・側面の物理ボタンとジャイロセンサーが搭載されています。
物理ボタンはクリック音30dB未満、応答速度0.1秒以下をうたっており、片手でもページを操作しやすい設計です。
さらに、端末を軽く振ることでページをめくるジャイロ操作にも対応。吊り革を持っているときや、寝転んで読んでいるときなど、ボタンへ指を移動しにくい場面でも使えます。

タッチ非対応でも、読書中のページ送りはスムーズでした。
【電池】毎日の充電を減らせる650mAhバッテリー

バッテリー容量は650mAh。1日1〜3時間の読書でも約10〜14日間使用できます。
電子ペーパーは画面を書き換えるタイミングを中心に電力を消費するため、スマートフォンのように毎日充電する必要はありません。
実際に使用していても、読書が中心であればバッテリーの減りは穏やかでした。頻繁に充電を気にすることなく、外出先へ持ち出しやすい印象です。

旅行や出張でもバッテリー切れをあまり気にせず持ち歩けるのは、電子ペーパー端末ならではの魅力です!
【カスタマイズ】壁紙や表示を自分好みに変更できる

Xteink X3は、読書だけでなく壁紙、写真などの表示にも対応しています。
お気に入りのイラストや名言、今日やること、学習用の単語カードなどを表示すれば、読書端末以外の使い方も楽しめます。
NFCを使ってiPhoneのショートカットを起動している様子
さらに、NFC機能も搭載しています。
iPhoneやAndroidのショートカット・自動化機能と組み合わせれば、X3をスマートフォンにかざすだけで、読書モードへ切り替えたり、CrossPointの設定ページを開いたりと、自分好みの使い方ができます。

Xteink X3のイマイチな点・注意点|購入前に知っておきたいポイント

- 公式ファームウェアでは日本語の縦書き表示に対応していない
- 3.7インチなので漫画や細かい図表には向きにくい
- 電子書籍ストアから直接本を購入する端末ではない
- 対応ファイルと転送方法を理解する必要がある
- 専用のマグネット式充電ケーブルを管理する必要がある
- 暗所での読みやすさは使用環境を選ぶ可能性がある

公式ファームウェアでは日本語の縦書き表示に対応していない…
CrossPoint JPを導入し縦書き表示に対応
Xteink X3はEPUBやPDFなど幅広い電子書籍を読めますが、標準の公式ファームウェアでは日本語の縦書き表示に対応していません。
そのため、青空文庫など、縦書きを前提とした作品を快適に楽しみたい場合は、コミュニティが公開しているカスタムファームウェア「CrossPoint JP」の導入がおすすめです。
私も実際にCrossPoint JPを導入して試しましたが、縦書き表示に対応するだけでなく、日本語環境全体が使いやすくなり、より快適に読書を楽しめました。
ただし、カスタムファームウェアは非公式のため、導入前に保証や復旧方法を確認し、自己責任で利用するようにしましょう。

そのため、今後の公式アップデートで改善される可能性に期待大です!
3.7インチなので、長時間の読書には好みが分かれる…

Xteink X3の3.7インチディスプレイは非常にコンパクトで持ち運びやすい一方、一般的な6~7インチの電子書籍リーダーと比べると、一度に表示できる文字量は少なくなります。
そのため、小説でもページ送りの回数が増えやすく、漫画・雑誌・技術書・図表の多い書籍は、画面の小ささを感じる場面があります。
一方で、片手で持ちやすく、ポケットにも収まるサイズ感は大きな魅力です。
通勤・通学や休憩時間など、短時間でサッと読書を楽しみたい方には非常に使いやすい端末だと感じました。

Kindle本などを、そのまま読めるわけではない…

Xteink X3は、EPUBやTXTなど対応するファイルを端末へ転送して読む電子書籍リーダーです。
一方で、Kindleをはじめ、多くの電子書籍ストアで購入した書籍にはDRM(デジタル著作権保護)が設定されているため、購入した本をそのままXteink X3で開くことはできません。

ファイル転送はPCの方が使いやすい…

公式アプリやWi-Fi転送に対応していますが、ファイル形式の変換やmicroSDカードの整理ではPCを使ったほうが作業しやすい場合があります。
電子書籍ファイルの管理に慣れていない方は、最初のセットアップに少し時間が必要かもしれません。

今回はiPhoneのXTEINKアプリでペアリングとファイル転送を確認しました。
対応ファイルをスマートフォンへ用意しておけばアプリから送れますが、ファイル形式の変換や大量の書籍整理ではPCとカードリーダーを使った方が便利です。

私自身は最終的にPCでまとめて管理し、X3へ転送する使い方が一番快適でした。
充電ケーブルを忘れると代用しにくい…

Xteink X3はUSB Type-C端子ではなく、マグネット式ポゴピンケーブルで充電します。
着脱は簡単ですが、一般的なUSB Type-Cケーブルを直接差し込めないため、旅行や出張では専用ケーブルを忘れないよう注意が必要です。

荷物を減らしたい方は、専用ケーブルを常にバッグへ入れておくと安心です。
フロントライト非搭載のため、暗い場所では照明が必要…

電子ペーパーは周囲の光を反射して表示するため、暗い部屋での読みやすさは照明環境に左右されます。
Xteink X3にはフロントライトが搭載されていません。就寝前や照明の暗い移動中に使いたい場合は、部屋の照明や別売りのマグネット式読書ライトなどを用意しましょう。

一方で、寝る前にベッドで読むことが多い方は、読書ライトがあると快適に使えます!
まとめ|Xteink X3は、毎日の隙間時間を読書へ変える電子ペーパー端末
以上、3.7インチのポケットサイズ電子書籍リーダー「Xteink X3」のレビューでした!

- スマホのダラダラ見を少し減らしたい方
- 通勤・通学や待ち時間に読書を習慣化したい方
- ポケットへ入る軽い電子書籍リーダーが欲しい方
- 小説やエッセイなど文字中心の本を読む方
- 物理ボタンや端末のカスタマイズを楽しみたい方
「Xteink X3」は、約58gの携帯性と通知に邪魔されない読書環境を両立した、個性的な電子ペーパー端末です。
スマートフォンの背面へ装着できるマグネット設計、物理ボタンとジャイロによるページ操作、壁紙などのカスタマイズも、毎日持ち歩きたくなる理由になっています。
もちろん、3.7インチの表示サイズや、対応ファイルを自分で用意する必要がある点は、購入前に理解しておきたいポイントです。
それでも、「スマホを見る代わりに、本を読む」「毎日の隙間時間を読書タイムにしたい」という方には、チェックしてほしい電子書籍リーダーです!

















電子書籍を開くつもりだったのに、通知が目に入ると集中が切れてしまって…。もっと気軽に、読書だけを楽しめる端末が欲しい!