今回はそんなお悩みを解消できちゃうコスパの良いLDAC対応イヤホン「QCY MeloBuds Pro+(QCY HT08)」をご紹介します!
「QCY MeloBuds Pro+(QCY HT08)」はしっかり装着できるカナル型のイヤホンですが、ノイズキャンセリングや、マルチポイントやゲームモード、さらには360°空間オーディオ機能も搭載している、機能モリモリなイヤホンです!
ですが、お値段はかなり控えめで、クーポンを併用することで5,000円台で購入可能なコスパ最強イヤホンです!
Review Point!
LDAC対応!360°空間オーディオを搭載したノイキャン付き・マルチポイント付き・ゲームモード付きのコスパ最強カナル型イヤホン!
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オススメRecommend
- 【LDAC対応!】CD音質を超えるハイレゾ再生可能!
- 【アダプティブANC】マイクで周囲の環境に合わせて自動的にノイズを低減!
- 【外音取り込みモード】6段階の調節が可能&ボーカル強調モードが優秀!
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イマイチNot good
- LDAC使用時はモードが制限される…
- 360°空間オーディオは曲は選ぶかも…
- ノイキャンモード変更の順番がイマイチ…
- 本記事で紹介している「QCY MeloBuds Pro+(QCY HT08)」は、メーカーのQCY様よりサンプル品をご提供頂きました。
目次
「QCY MeloBuds Pro+(QCY HT08)」の外観
「QCY MeloBuds Pro+(QCY HT08)」のパッケージは「QCY AilyBuds Pro+(QCY HT10)」と同様なパッケージで、LDAC対応のロゴがプリントされています。
蓋を開けてみると、丁寧に梱包された本体ケースが登場します。
「QCY MeloBuds Pro+(QCY HT08)」の本体
「QCY MeloBuds Pro+(QCY HT08)」はカナル型のワイヤレスイヤホンです。
以前紹介した「QCY AilyBuds Pro+(QCY HT10)」とほぼ同じ見た目をしていますが、見た目での違うところはインナーイヤー型かカナル型という点です。
「MeloBuds Pro+」はカナル型なので、インナーイヤー型の「AilyBuds Pro+」よりもしっかりとした装着感です。
また、ケースのデザインが光沢感ある白から、マットなパールホワイトになったことで、高級感が増しています。
しっかりとした付け心地の割に、本体重量や片耳の重さも軽く、長時間つけていても耳が疲れづらかったです。
タッチ操作にも対応しており、シングルタップからトリプルタップまで登録可能です。
デフォルトでは下記のように設定されています。
操作方法 | 機能 | |
---|---|---|
L | R | |
1回押し | 無効 | 無効 |
2回押し | 再生/一時停止 | 再生/一時停止 |
3回押し | 音声アシスタント | 曲送り |
長押し | ゲームモード ON/OFF |
ANC切り替え (ON→OFF→外音取り込み) |
「QCY MeloBuds Pro+(QCY HT08)」の付属品・スペック
「QCY MeloBuds Pro+(QCY HT08)」のスペック | |
---|---|
製品名 | QCY MeloBuds Pro |
ペアリング名 | QCY MeloBuds Pro |
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
互換性 | iOS / Android |
動作範囲 | 10メートル |
充電ケース使用時の再生時間 | ANCオンで約30時間、ANCオフで約34時間 |
単体再生時間 | ANCオンで約7.5時間、ANCオフで約8.5時間 |
Bluetoothプロファイル | HFP/A2DP/AVRCP |
充電ケースのバッテリー容量 | 350mAh |
イヤホンのバッテリー容量 | 35mAh |
充電ケースの充電サイクル | 両イヤホンとも最大4回 |
充電ポート | Type-C |
防水性能 | IPX5 |
イヤホンの寸法 | 20.7*33.6*23.4mm |
充電ケースの寸法 | 56.3*51.1*28mm |
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使用期限:2024年8月10日 23:59まで
「QCY MeloBuds Pro+(QCY HT08)」のオススメな点!
- 【LDAC対応!】CD音質を超えるハイレゾ再生可能!
- 【アダプティブANC】マイクで周囲の環境に合わせて自動的にノイズを低減!
- 【外音取り込みモード】6段階の調節が可能&ボーカル強調モードが優秀!
- 【360°空間オーディオ】まるでコンサートホールのような臨場感ある音楽!
- 【マルチポイント対応!】2台までの機器と接続可能!
- 【超低遅延ゲームモード搭載!】わずか80msの超低遅延で安定!
【LDAC対応!】CD音質を超えるハイレゾ再生可能!
「QCY MeloBuds Pro+(QCY HT08)」は安価な値段ではありますが、LDACに対応しているため、ハイレゾ音源(High-Resolution Audio)など、CD音質を超える高解像度の音楽を楽しむことが可能です!
【アダプティブANC】マイクで周囲の環境に合わせて自動的にノイズを低減!
アダプティブANCは、環境や状況に応じてノイズキャンセリングの強さを自動的に調整する機能です。
イヤホンの装着状態や、耳の形状に合わせても自動的に調整してくれるので、あらゆる環境でも快適に音楽を楽しむことが可能です!
また、5種類のノイズキャンセリングモードがあり、周りの状況に応じて変更可能となっています!
モード | 使用シーン |
---|---|
アダプティブモード | 周りの環境に合わせて自動的に調整するモード。 |
室内モード | 話し声やエアコンの音など、オフィスの背景音を減少させ、集中力を高めます。 |
通勤モード | 電車やバスの車内、多くの人の話し声や車両の音を効果的に軽減します。 |
騒がしい環境 | 飛行機のエンジン音や繁華街やショッピングモールなどの騒音を低減します。 |
風切り音カット | 屋外での運動や屋外の風が強い日でも風切り音を抑えて快適なリスニング体験を提供します。 |
【外音取り込みモード】6段階の調節が可能&ボーカル強調モードが優秀!
外音取り込みモードは部分的にノイズキャンセリングをオフにして周囲の音を取り込むことで、安全性や利便性を高めてくれる機能です。
歩行中やジョギング時などに、交通の音やアナウンス、周囲の人の声を聞き取ることができるので、イヤホンを外す手間なく、車や自転車、歩行者との衝突などを避けることができます。
また、強度が6段階の調整が可能となっているので、周囲の環境によって好みの強度に変更することが可能です!
中でも「ボーカル強調」モードというものがあり、音楽のボーカルの声のみ強調してくれるため、音楽を聴きながら周囲との会話などが可能となっていて感動しました!
ですが、「ボーカル強調」モードは両方の音量をちょうど良い感じにしてくれるので、外音取り込みモードを使う際はこのモードを設定しています!
【360°空間オーディオ】まるでコンサートホールのような臨場感ある音楽!
360°空間オーディオ機能は、擬似的なコンサートホールにいるかのような3Dリスニング体験を可能とする機能です!
デフォルトモードが前から音が流れてくるとしたら、360°空間オーディオモードでは、頭の先、左右の耳、顎下など、顔の周りの360°から聞こえてくるようになるので、臨場感ある音楽を楽しむことができる機能です!
ONにするには、QCYアプリからモードを有効にする必要があります。
最初日本語ボーカルの曲で360°空間オーディオを聞いた時、ボーカルが一歩後ろに下がり、単なるおまけ機能なのかな…と思っていたのですが、サントラを聞いてみて評価が変わりました…!
【マルチポイント対応!】2台までの機器と接続可能!
「QCY MeloBuds Pro+(QCY HT08)」はマルチポイント機能も搭載しており、2台までのデバイスと接続可能となっています!
例えばDAPとスマホや、パソコンとスマホなど、頻繁に使うデバイスと接続しておけば、音楽視聴中にスマホに着信が来た場合も、自動的に接続先を変更してくれます!
最近ではこの機能がないイヤホンは使わなくなってきているくらい、めちゃくちゃ便利で手放せない機能です!
【超低遅延ゲームモード搭載!】わずか80msの超低遅延で安定!
ゲームモードが搭載されていないイヤホンでは、ゲームや映画を見ていると、映像と音声に遅延が発生しズレて聞こえたりと快適に利用できないことが多いですが、「QCY MeloBuds Pro+(QCY HT08)」にはゲームモードが搭載されています!
わずか80msの超低遅延で、人間の感覚ではズレに気付かないレベルなので、ゲーム操作や映画視聴を快適にしてくれます!
「QCY MeloBuds Pro+(QCY HT08)」のイマイチな点・注意点
- LDAC使用時はモードが制限される…
- 360°空間オーディオは曲は選ぶかも…
- ちゃんと装着しないと違和感がある…
LDAC使用時はモードが制限される…
LDAC使用時はマルチポイント機能や、360°空間オーディオ機能などが同時に使うことができません。
上記機能を使いたい場合は、コーデックがAACへと自動的に切り替わります。
360°空間オーディオは曲は選ぶかも…
上記でも紹介しましたが、360°空間オーディオは用途や曲によっては、ボーカルにリバーブを強めにかけたようなスカスカっとした印象の曲になってしまい、正直微妙だなと思う点もありました…。
しかし、サントラや楽器メインの曲にして聞いてみると、程よいリバーブと空間が広がった感じがして、なかなか心地の良いコンサートホール空間にいるような感覚になりました!
ノイキャンモード変更の順番がイマイチ…
基本的にイヤホンで音楽を聴くときは、「ANC」か「外音取り込み」モードで聴く方が多いと思いますが、右耳長押しでの操作の場合、「ANC ON」→「ANC OFF」→「外音取り込み」の順番でモードが適用されます。
「ANC OFF」で音楽を聴く機会が少ないので、「ANC ON」→「外音取り込み」→「ANC OFF」という順番か、右耳長押しでの操作時は「ANC OFF」は動作しないように設定できれば嬉しかったなーと思いました!
「QCY MeloBuds Pro+(QCY HT08)」の音質比較
ここからは個人的にワイヤレスイヤホンでお気に入りの「HUAWEI FreeBuds Pro3」と比較していきたいと思います。
「QCY MeloBuds Pro+(QCY HT08)」と「HUAWEI FreeBuds Pro3」では、本体価格がおよそ3倍くらいの差があるのですが、「QCY MeloBuds Pro+(QCY HT08)」はどのくらいの性能があるのか実際に聞き比べていきます。
ちなみに「QCY MeloBuds Pro+(QCY HT08)」はLDAC、「HUAWEI FreeBuds Pro3」はLDAC対応なのですが、アプリからモードオンにできないため、AACにて比較しておりますので、ご了承ください!
QCY AilyBuds Pro+ | HUAWEI FreeBuds Pro3 | |
---|---|---|
音質 | ||
低音 | ||
中音 | ||
高音 | ||
解像度 | ||
臨場感 | ||
形状 | カナル型 | カナル型 |
装着時の安定感 | ||
ノイズキャンセリング | ||
操作性 | ||
防塵・防水性能 | IPX4 | IP54 |
今回、「QCY MeloBuds Pro+(QCY HT08)」の音質総合評価をした理由は、「HUAWEI FreeBuds Pro3」と聴き比べてみると、高音域の「シャン」という音の粒や、バスドラムの音などが「ボォンボォン」というような、若干こもって聴こえる印象がしました。
検証時、どちらもイコライザーはデフォルトにしましたが、「QCY MeloBuds Pro+(QCY HT08)」の方が低音がかなり強調されている感じがしました。
イコライザーを使うことで高音寄りとか、低音をもっと増やしたいなどカスタマイズも可能なため、イコライザー前提なつくりなのかもしれません。
また、音の分離感も「HUAWEI FreeBuds Pro3」の方が聴きやすく、キレのある音楽を聞くことができましたが、「QCY MeloBuds Pro+(QCY HT08)」では、少しぼやけた印象になっていたのが残念でした。
ただ、値段差を考えれば当然のことなのですが、逆に販売価格が安いのに、2万円を超えるイヤホンが比較対象に並ぶQCYの技術には驚かされます…!
まとめ|「QCY MeloBuds Pro+(QCY HT08)」は機能や音質も優秀なコスパ最強イヤホン!
以上、QCYの最新作、LDAC対応のワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン「QCY MeloBuds Pro+(QCY HT08)」のレビューでした!
- コスパがよく気軽に買えるイヤホンが欲しい方!
- LDACに対応した高音質なイヤホンが欲しい方!
- ノイキャン性能が強いイヤホンが欲しい方!
- マルチポイントやゲームモードも欲しい方!
LDAC対応のワイヤレスイヤホンですが、値段から思っていた音質とは違う意味で裏切られた、めちゃくちゃ満足度の高いイヤホンでした!
5種類のノイズキャンセリングモードが搭載されていたり、外音取り込みモードなど、音楽を楽しむ上で必要な機能がしっかり搭載されていたり、マルチポイントやゲームモードなど、ユーザーにとっては嬉しい機能や360°空間オーディオといった、変わり種の機能まで搭載しており、これ一つあるだけで色々な使い方が可能です!
ただ、ハイエンドなイヤホンに比べると、低音域や高音域の粒感、機能面などは少し物足りなさがあるかなーといった印象ですが、コスパも良くお手軽にLDACの高音質を楽しむことができます!
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使用期限:2024年8月10日 23:59まで
でもノイズキャンセリングやマルチポイントなどの機能性も重視しつつ、あまり高くないイヤホンが欲しいなぁ…!