こんにちはルークです!
薄型で軽量な高性能プロジェクター「XGIMI(エクスジミー) Elfin」を購入したので、実機レビューをいたします!
今回の使用用途としては、
・アニメや映画を壁に映して大画面で映像コンテンツを楽しみたい!
・可能ならゲームも大画面でプレイしたい!
・ピントや台形補正など自動で調整してくれる機能が欲しい!
上記のような用途で探していたところ、「XGIMI(エクスジミー) Elfin」が、コスト面でも性能でもちょうどいいと感じ購入に至りました!
- 最大200インチまで投影可能のフルHD画質!
- Harman/Kardon社のステレオスピーカー付き!
- AI自動補正機能で簡単に綺麗にサイズやピントが合う!
- PS5ならラグなしでゲームプレイ可能!
- ブーストモードは便利だけど、正面配置が必須…!
- ケーブルが硬く電源コンセントから給電のため、設置場所が限られる…!
本記事では、「XGIMI(エクスジミー) Elfin」はコストパフォーマンスが見合っているのか、実際に使用して正直にレビューしていきたいと思います!
目次
XGIMI(エクスジミー)ってどんなメーカー?
XGIMI(エクスジミー) は、アメリカ、ヨーロッパ、日本を含む100カ国以上の世界各地で選ばれている次世代のプロジェクターブランドです。
Harman Kardon、Google、Texas Instrumentsといった世界的な企業とパートナーシップを組みながら、様々なモデルのスマートプロジェクターの製造を続けている、中国のメーカーです。
「XGIMI Elfin」の外観
「XGIMI Elfin」の化粧箱は白いマットな箱に入っています。
側面には、「XGIMI Elfin」に搭載しているステレオスピーカーのメーカー「Harman Kardon」のロゴが印刷されています。
その逆サイドにはOK Googleのロゴが印刷されています。
Google Assistant搭載なので、声でアプリ操作などが可能です。
箱の底面にはandroid TVのロゴが印刷されています。
「Fire TV Stick」などの機材がなくても、、YoutubeやPrime videoなどの動画配信アプリを視聴することが可能です。
蓋を開けると、本体とユーザーガイドなどの付属品が収納されています。
「XGIMI Elfin」の本体
「XGIMI Elfin」の本体は193mm × 193mm × 48mmとコンパクトな設計で、重量も0.9kgと軽量です。形状はMac miniにそっくりな形をしています。
前面には投影レンズと「Harman Kardon」のステレオスピーカーが搭載されています。
背面には電源ボタン、排気口、HDMIポート、USB-Aポート、AUXジャック、DC電源ジャックが搭載されています。
また、背面にも排気口があり、しっかりと放熱してくれますが、駆動音はとても静かです。
さらに三脚穴が付いているため、三脚を取り付けることが可能です。
「XGIMI Elfin」のリモコン
リモコンはセットで同梱されていますが、操作感もよく、Googleアシスタントを使った声での操作も可能です。
リモコン下部の切り替えスイッチを切り替えることで、音量の操作とフォーカスの操作を切り替えることができます。
- 音量を調節する際は、機能スイッチを左側(VOL)にスライドして調整ボタンで操作します。
- フォーカスを調節する際は、機能スイッチを右側(Focus)にスライドして調整ボタンで操作します。
リモコンには単四電池が2つ必要です。
電池は同梱されていないので、予め用意しておくことをオススメします!
「XGIMI Elfin」の付属品・スペック
「XGIMI Elfin」の付属品 | |
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「XGIMI Elfin」本体、アダプタ、電源コード、リモコン、ユーザーガイド、保証カード |
「XGIMI Elfin」のスペック | |
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ディスプレイ表示技術 | DLP |
ディスプレイチップ | 0.33″DMD |
輝度 | 800 ANSI |
オーディオ | Harman Kardon DTS-HD&DTS プレミアムサウンドドルビー |
解像度 | 1920 × 1080(1080P) |
対応解像度 | 2K/4K |
機能 | ToF オートフォーカス 垂直・水平自動 キーストーン補正 スクリーン自動アジャスト 障害物回避 |
RAM | 2GB |
ストレージ | 16GB |
システム | Android TV 10.0 |
サイズ | 193mm × 193mm × 48mm |
重量 | 0.9kg |
「XGIMI Elfin」のオススメな点!
- 【アプリ豊富】Android TVを搭載!アプリを手軽に楽しめる!
- 【キレイ】明るい部屋でも綺麗に映る800ANSIルーメン!
- 【軽量・静音】持ち運び楽々&動作音が全く気にならない!
- 【スピーカー付き】Harman/Kardon社の3Wスピーカーを2基搭載!
- 【AI画面調整】自動台形補正やオートフォーカス、障害物自動回避機能など高性能!
【アプリ豊富】Android TVを搭載!アプリを手軽に楽しめる!
プロジェクター自体にAndroid TVを搭載しているので、YoutubeやPrime videoなどの動画配信アプリが「Fire TV Stick」無しでそのまま使うことができます。
また、元々入っていない機能でも、Google Playから「U-NEXT」や「AMEBA」、その他アプリなどをダウンロードして使うことが可能です!
Google Assistant搭載なので、声でアプリを開いたりなどの操作ができるので、操作もカンタンです!
【キレイ】明るい部屋でも綺麗に映る800ANSIルーメン!
コンパクトなボディサイズで輝度800ANSIルーメンの明るさなので、日中でも綺麗に映ります。
もちろん、全て閉めた状態の方が綺麗にくっきりと映りますが、カーテンを開けた状態でもコンテンツを見るのに問題はありません。
さらに最大200インチのフルHD映像を大画面で楽しむことができます。
200インチというと4428mm × 2491mmのサイズなので、部屋のサイズによっては難しいかもしれませんが、それでも、壁一面に映し出すことは可能です!
自分の環境では壁から3mくらい離して、斜め40°くらいから投影し、障害物自動回避機能を使って、およそ57インチ(125.96mm × 70.94mm)くらいで壁に投影しています!
- 米国国家規格協会が定めるプロジェクターの規格で投影される明るさの平均値を数値化したものです。
- ルーメンで明るさを比較する際は「ANSI」と書いてあるかチェックしましょう。
【軽量・静音】持ち運び楽々&動作音が全く気にならない!
「XGIMI Elfin」の特徴として、本体が0.9kgと軽量なので、部屋間の移動の持ち運びなどが楽ちんです!
さらに、映画やアニメを視聴中でも、動作音やファンの音がほとんど気になりません。
上記の動画ではあえて無音状態にし、ファンの音を聞こえやすくしていますが、実際の使用シーンでは音声も出ていますので、全く気にならないくらい聞こえません。
文字で表現すると「フォォォォォォ…」という感じくらい静かです。笑
【スピーカー付き】Harman/Kardon社の3Wスピーカーを2基搭載!
スピーカーが搭載されているので、外部スピーカーを用意しなくても、音楽などを聴くことが可能です。
搭載されているスピーカーはHarman/Kardon社の3Wスピーカーで、個人的には割といい音質だと思いました!
もちろん、こだわりのスピーカーなどをお持ちの方は、Bluetoothの接続はもちろん、AUX端子もついているため、そちらに接続した方が納得のいく音質になります!笑
これまで普通にアニメや映画をテレビのスピーカーで見ていた人は、そんなに違和感を感じないんじゃないかと思います!
【AI画面調整】自動台形補正やオートフォーカス、障害物自動回避機能など高性能!
「XGIMI Elfin」はAI画面調整機能があり、あなたの環境に合わせて、自動で調整してくれます!
例えば、斜めから投影した場合でも手動・自動で台形補正をすることができます。
また、画面のフォーカスも手動・自動で調整可能です。
- 自動台形補正:
斜めから投影しても、自動で映像の台形補正をします。 - オートフォーカス:
画面のフォーカスを自動で調整します。 - スクリーンへの自動アジャスト:
画面とスクリーンのサイズを自動で調整します。 - 障害物自動回避:
戸棚など画面を遮る障害物があったら、自動で障害物を避けて映像を投影することができます。
そして、個人的には障害物自動回避機能がとても便利で助かりました!
自分の投影している環境では、壁にハンガーラックがあり、天井に映す用のプロジェクター「Nextorage」のベッドルーム専用プロジェクター「NX1」の影が映り込んでいますが、自動で空いている空間を認識して自動調整してくれます!
電源を元から抜かなければ上記の設定は残っていて、電源をつけてから5秒後には映像が映るため、ストレスがありません!
- 画像調整を行う場合、投影角度(アングル)が40度を超えないようにすることを推奨します。
- 投影品質は、お客様の使用習慣や環境によって異なる場合があります。
「XGIMI Elfin」のイマイチな点・注意点
- PS4、PS5で低遅延のゲームモード(ブーストモード)では自動台形補正が使えない…
- 電源ケーブルが硬く、DC電源で給電…
PS4、PS5で低遅延のゲームモード(ブーストモード)をするとき、自動台形補正が使えない…
「XGIMI Elfin」のゲームモードは2種類あります。
ゲームモードとブーストモードの二種類です。
このモードはHDMIをつなげた場合のみ選択できるモードですが、 通常のゲームモードでゲームをプレイすると、若干のラグがあります。
なので、この遅延を無くすためには、ブーストモードに変更しないといけないのですが、このモードにすると自動台形補正が切れます。
個人的にプレイしているゲームは、多少ラグくても、あまり意識せずにプレイできましたが、アクションよりのゲームやFPSなど一瞬の判断が勝敗を分けるようなゲームは、ブーストモードでプレイすることが必須になります。
【追記!】PS5で使用した場合、ラグが全く無くなった!
これはちょっと嬉しい誤算というか、全く期待していなかった点なのですが、PS5で使用した場合、ゲームモード(ブーストモード)じゃなくても、全くラグがなくプレイすることができました!
PS4の場合は相変わらず、多少のラグがあるので、PS5のスペックによるものなのか分かりませんが、PS5であれば自動台形補正機能を保ちながら、プレイすることが可能です。
電源ケーブルが硬く、DC電源で給電…
こちらのモデルはホームプロジェクターのため、室内で使用することが主な用途となります。
なのでバッテリーは搭載していないため、コンセントからDC電源ケーブルを繋いで、給電する必要があります。
Type-Cケーブルで給電可能であれば、割と自由な場所に設置することができましたが、付属のDC電源ケーブルが太く固いため、置き場所を選ぶ可能性があります。
まとめ|「XGIMI Elfin」のレビュー
以上、「XGIMI Elfin」のレビューでした!
本格的な家庭用プロジェクターを購入し使ったのは初めてでしたが、こんなに簡単に大画面で映画やアニメ、ゲームを楽しめるなんて、ものすごく贅沢な時間を手に入れることができました!
家の壁に大画面で綺麗なフルHD画質で映像コンテンツを楽しみたい!という方は、絶対に後悔しない商品です!
- 最大200インチまで投影可能のフルHD画質!
- Harman/Kardon社のステレオスピーカー付き!
- AI自動補正機能で簡単に綺麗にサイズやピントが合う!
- PS5ならラグなしでゲームプレイ可能!
- ブーストモードは便利だけど、正面配置が必須…!
- ケーブルが硬く電源コンセントから給電のため、設置場所が限られる…!
購入を検討している方で、値段で尻込みしているなら、安心してください。
値段に見合った、満足できる性能を持った高性能なプロジェクターなので、僕は購入して本当に良かったと思っています!
使用の有無にかかわらず30日間の返金保証や、1年間の無料修理対応など、アフターサービスも充実しているので、安心して使用できるのも嬉しい点です!
注意点などはありますが、ゲーム目的で購入する方にもかなりオススメです!