こんにちはルークです!
上記のような理由で、結構お高めのプロジェクターなどは手を出しづらいですよね…。
そこで今回は、「Dangbei Mars Pro」という3200ANSIルーメンの高輝度ホームプロジェクターをお借りすることができましたので、そのスペックがどんなものかレビューしていきたいと思います!
- 日中でも見れるくらい明るいのでテレビの代わりもOK!
- インターフェースが多いので、使い勝手がいい!
- 高性能な補正機能付きなので、面倒な設定もいらない!
- Google Playには非対応…でも解決策はアリ!
- PS5のゲームでは遅延が発生した…
高性能なプロジェクターを探している方にはオススメできます!
一方で僕の環境ではゲームプレイに遅延が発生しました…。
ハードによって相性はあるのかもしれません…。
- 本記事で紹介している「Dangbei Mars Pro」は、メーカーのHangzhou Dangbei Network Technology様より、レンタル品をご提供頂きました。
目次
Dangbei(ダンベイ)ってどんなメーカー?
Dangbei(ダンベイ)は、Hangzhou Dangbei Network Technology Co., Ltdという企業名で、大画面向けのホームエンターテイメントサービスプロバイダーです。
2013年にTVネットワークプラットフォームとして開始し、2016年以降には大画面向けOSを開発し、 SONY、Samsung、LGなどの著名なグローバル企業に供給しているそうです。
現在は中国のトップ3に入るプロジェクターブランドとしての地位を確立している中国のメーカーです。
「Dangbei Mars Pro」の外観
まず、大胆なデザインが目を惹く外箱となっており、この時点でテンションの上がる見た目をしています!
箱はマットな質感の黒とシルバーでできており、ポイントとなるロゴの部分には、ラメ加工がされていてとても高級感があります!
箱のギミックも面白く、「え、ここから開くの!?」といった驚きがあって、開封するだけでワクワク感がありました。
そして箱を開けると、非常に艶のある2.5Dガラスを使用したプロジェクター上部が現れます。
2.5Dガラスとは、ガラスの端の角が丸くなってる状態のガラスのことを指します。
そして本体下には、説明書やリモコン、電源ケーブルなどの付属品が収納されています。
「Dangbei Mars Pro」の本体
「Dangbei Mars Pro」の本体は黒一色で、ポイントとなるロゴにはゴールドの光沢で作られています。
重量は4.6kgとずっしりくる重さです。
4K ULTRA HDに対応しているので、とても鮮明で綺麗な映像が投影可能です。
背面には各インターフェースが集まっており、HDMI2.0 x 1、HDMI eARC、USB x 2、LAN、S/PDIF、ヘッドホン端子などのさまざまなデバイスと接続が可能になっています。
本体の底面にはアジャスター機能がついたゴム足が4つと、三脚を取り付けるためのネジ穴がついています。
「Dangbei Mars Pro」のリモコン
リモコンは黒一色で全てプラスチック素材でできているので少しチープに感じます。
音声入力機能はありません。
マウス切り替えボタンがついており、ブラウザ閲覧時などにマウスカーソルでの操作も可能になります。
電池は付属されていませんので、各自単4電池を二つ用意する必要があります。
「Dangbei Mars Pro」の付属品・スペック
付属品 |
---|
Mars Pro プロジェクター、電源アダプター、ACケーブル、リモコン、取扱説明書 |
スペック | |
---|---|
Brand | Dangbei |
製品サイズ | 24.6 x 20.9 x 17.3 cm; 4.6 kg |
カラー | ブラック |
インターフェース | HDMI2.0 x 1、HDMI eARC、USB x 2、LAN、S/PDIF、ヘッドホン |
解像度 | 4096 x 2160 4K UHD Pixels |
ワット数 | 150 W |
重量 | 4.6 kg |
「Dangbei Mars Pro」のオススメな点!
- 【キレイ】ほぼテレビ並み!3200ANSIルーメンではっきり映る!
- 【スピーカー付き】10Wのデュアル内蔵スピーカー搭載!
- 【便利】複数のデバイスに接続可能なインターフェース!
- 【排熱】国産低温ファンで効率的な排熱!
- 【自動障害物回避】空いているスペースに自動でサイズ調整!
- 【3/29追記!】GooglePlayやNETFLIXに対応可能に!
【キレイ】ほぼテレビ並み!3200ANSIルーメンではっきり映る!
3200ANSIルーメンという脅威の明るさなので、昼間など明るい時間帯でも問題なくみることが可能です。白い画面が出てくると眩しくて目が痛くなるくらい明るいです!笑
一般的なLED方式とは違い、レーザー方式である点と、最高規格のALPD(Advanced Laser Phosphor Display)技術により、驚くほど高輝度な投影が可能になっています!
自分が持っているプロジェクター「XGIMI Elfin」が800ANSIルーメンなのですが、比較画像が下記となります。
ただし、プロジェクターの投影距離やサイズで明るさは変化するので、自分の設置環境などでも変わってくる部分かと思います。
私の環境では3mほど離して壁に投影していますが、めちゃくちゃ鮮明に投影されています。
【スピーカー付き】10Wのデュアル内蔵スピーカー搭載!
Dangbei Mars Proのスピーカーは、10Wのデュアルスピーカーが両サイドの前側に搭載されています。
音質については、そこそこ低音も出ているため、なかなか迫力のあるような気がします。
ですが、外部スピーカーなどと比較すると、低音が弱く感じてしまうので、お気に入りのスピーカーをお持ちの方は、そちらを利用した方がいいと思います。
【便利】複数のデバイスに接続可能なインターフェース!
Dangbei Mars Proには、以下のような接続可能なインターフェースがあります。
- HDMI x 2
- USB 2.0 x 2
- 光ファイバー出力(S/PDIF)
- Ethernet(LAN)
- 3.5mm オーディオ出力
USB端子も二つついている
ため、外部ストレージから動画を読み込んで再生したり、ストレージドングルの電源も確保することができます。
ゲームや映画などの切り替えもリモコンで切り替えられるので便利!
【排熱】国産低温ファンで効率的な排熱!
Dangbei Mars Proの排熱口は、本体の側面に2つの排熱口が設置されており、内部の熱気を外部に放出するための空気の通り道となっています。
ボディの左から外気を吸い込み、右からは温風が出ることによって効率的に排熱処理を行なっているため、熱暴走などが起こりにくく設計されています。
また、静音性にも優れており、ファンの音などもとても静かです。
説明には左右の温風と冷風を交換するとありましたが、自分が使った限りだと、本体左から外気を取り込んで、右から排熱しているようでした。
【自動障害物回避】空いているスペースに自動でサイズ調整!
自動障害物回避機能が付いているため、投影面上のあらゆる障害物を認識し、壁面のスイッチや壁の絵、壁のコーナーまでを自動で回避することが可能です!
さらに、オートフォーカス&上下左右45度自動台形補正機能が付いているため、瞬時に壁面に映像を映し出します。
【3/29追記!】GooglePlayやNETFLIXに対応可能に!
ドングルなどを使わずにGooglePlayやNETFLIXを利用する方法がありましたのでご紹介します!
まず、Communityというアプリを起動すると、下記の動画コンテンツが入っています。
- NETFLIXのロックを解除する方法
- Googleサービスをインストールする方法
上記の動画と添付されている.apkファイルをダウンロードして起動するだけの簡単手順でNETFLIXとGoogle Playが簡単に使えるようになっちゃいます!
-
STEP1「Community」アプリを起動
ホーム画面より「Community」アプリを起動します。
NETFLIXのロック解除したい方は左の、GooglePlayをインストールしたい方は右のコンテンツを選択します。
今回は、右のコンテンツを選択していきます。 -
STEP2添付されている.apkファイルをダウンロード
コンテンツを選択すると、動画が流れ始めます。
インストール方法などがわからない方はまずはみてみることをお勧めします。必要な.apkファイルはその場でダウンロード可能です。
動画再生中はダウンロードリンクが上に移動しているので、そちらにカーソルを合わせてボタンを押します。必要な.apkファイルはその場でダウンロード可能です。
動画再生中はダウンロードリンクが上に移動しているので、そちらにカーソルを合わせてボタンを押します。次に上記の画面に遷移します。
今回はGoogle Playダウンロードするため、左を選択してください。
NETFLIXのロック解除の場合は右を選択してください。 -
STEP3デバイスが再起動するのでしばらく待つ
ダウンロードが終わると、上記のような人が走っているアニメーションになり、ファンが大きく動きインストール準備に移ります。
数分待つとデバイスが再起動されますので、起動するまでしばらく待ちます。
-
STEP4GooglePlay storeが追加されている
再起動後、ホーム画面を確認すると、GooglePlay storeが追加されています。
お持ちのGoogleアカウントでログインすれば、GooglePlay storeで様々なアプリのダウンロードが可能になります。
上記方法でU-NEXTやABEMAなどのアプリが問題なく視聴可能になります!
「Dangbei Mars Pro」のイマイチな点・注意点
- 重量があるため、持ち運びには不便…
- 日本語対応がイマイチ…
- 【解決済み!】独自のemotn storeでアプリをダウンロードする必要がある…
- 【解決済み!】Google Playには非対応…別途USBドングルが必要…
重量があるため、持ち運びには不便…
「Dangbei Mars Pro」は重量が4.6kgと携帯性には優れません。
プロジェクターの置く場所が決まっており、一度置いたらほとんど動かすことのない環境の方は問題ありませんが、リビングから寝室へ移動など、頻繁に位置を動かす予定の方は少し注意が必要です。
日本語対応がイマイチ…
言語設定で日本語が設定できるようになっているのですが、外国語を直訳したような日本語になっている場合があります。
なんとなく意味はわかるので、実質的な問題はありませんがちょっと気持ち悪いです笑
【解決済み!】独自のemotn storeでアプリをダウンロードする必要がある…
- こちらの内容は3/29追記の方法で解決済みです!
- 該当リンクはこちら
下記にも記載するのですが、日本人には慣れ親しんでいる「Google Play」が「Dangbei Mars Pro」には搭載されていません。
アプリのダウンロードについては、独自のemotn storeというところでダウンロードする必要があります。
ダウンロードすれば、Prime videoやABEMAなどの日本のアプリも視聴することは可能なのですが、海外のアプリがたくさん表示されていたりと、少し戸惑うかもしれません。
【解決済み!】Google Playには非対応…別途USBドングルが必要…
- こちらの内容は3/29追記の方法で解決済みです!
- 該当リンクはこちら
「Dangbei Mars Pro」自体にはAndroidTVなどは搭載されていないため、Google Playからアプリをダウンロードするには、Fire Stick TVのようなストリーミングドングルが必要になってきます。
ですが、ただいま「Dangbei Mars Pro」を購入した方に、ストリーミングドングルを無料でプレゼントしてくれるキャンペーン中です。
もらえるストリーミングドングルは「HAKOmini」というもので、Android TV OSを搭載しており、Google Playストアからさまざまなアプリをダウンロードして利用することができます。
しかし、背面がケーブルまみれになってしまいスマートではなくなってしまうのがちょっと残念…。
「Dangbei Mars Pro」でゲームはできる?
20msの低遅延でゲームも楽々とありましたが、PS5の「原神」をプレイして見たところ、ワンテンポ遅れている感じがしました。
こうして画像で見ると大した遅延じゃなさそうに見えますが、実際に操作している側からすると、キャラクターが滑っているような、若干もたつきを感じます。
ゲームモードの設定をONにしていても遅延を感じたので、アクションゲームやFPSなどのゲームには不向きかなと思いました。
同メーカーのポータブルプロジェクターEmotn(エモートン) N1や、XGIMI Elfinでは遅延は感じられなかったので、少し残念なところです。
- 台形補正を利用中はゲームモードが効かない可能性があります。
まとめ|「Dangbei Mars Pro」のレビュー
以上、「Dangbei Mars Pro」のレビューでした!
- 日中でも見れるくらい明るいのでテレビの代わりもOK!
- インターフェースが多いので、使い勝手がいい!
- 高性能な補正機能付きなので、面倒な設定もいらない!
- Google Playには非対応…でも解決策はアリ!
- PS5のゲームでは遅延が発生した…
ゲーム使用時に遅延が発生してしまったなど、少し残念な部分はありましたが、youtubeや映画を見ている分では、映像がとても鮮明でこれまでのプロジェクターとは比にならないレベルの明るさでした!
大画面で綺麗な4K ULTRA HD画質で映像コンテンツを楽しみたい!という方は、間違いなくオススメのプロジェクターです!
Amazonでお得にお買い物をするなら、Amazonギフト券のチャージがオススメ!
Yahoo!ショッピングでお得にお買い物をするなら、Yahoo!プレミアム会員の無料登録キャンペーンがオススメ!
試して見たいけど高いから躊躇しちゃう…。